大学受験時に習った文法等を手っ取り早く思い出すのには最適だが
英語を始めて勉強しようという方にはお勧めしない
気になったのが各章を終えるごとに練習問題が付いているのだがそれに答えのみで解説が付いていないこと
「これの本で勉強してればふつうはわかるよね」ってことなんだろうけど、それでも解説はつけるべき
長文？の日本語訳も載っていないのも不満

「リスニング」と合わせて買いました。
文法とか、きちんとした英語は高校以来ですが、これは基礎の基礎からやりなおせるのでTOEIC対策にはとても有用だと思います。
十代の頃はちんぷんかんぷんだった文法も、大人になってきちんと説明を読むと理解できるものですね。
説明文が「〜ですね」などと、柔らかく噛み砕いて書かれているのもいいのかもしれません。
リーディング向けの対策本ですが、高速メソッドで「英語脳」のようなものが発達して、長い英文を苦手意識なくすらすらと自然に読めるようになったような気がします。
これからＣＤをさらに聞き込んで実力をつけていきたいと思ってます。

本書は「リーディング」対策本でありながら、CDを「聴く」という学習法をとっている珍しい本です。

著者の論旨は明快で、CDの高速リスニング学習を通して英語の語順・構造などに頭を慣らすことで「英語脳」を培い、結果的に英語を無理なくスムーズに読解できる力をつける、というもの。

とはいえ、「聴く」に慣れても「見る（読む）」のは別の能力では？と最初は半信半疑でした。が、購入から約１０日、かなりの効果が出始めています。相当「読み」が早くなっている。TOEICのパート７など、時間が足りなくなる人が多いと思いますが、ためしにやってみてください。なんか、目で文章を追うだけで、自然と英文の内容がわかるようになってきます。

これは著者が明言していることではないですが、おそらく、英語を頭の中で並べ替えて翻訳しているうちは駄目なんだと思います。本書はその、日本人にとっての大きな壁を越えるための、いわゆる「学習」とは違う、「体に刷り込み」みたいな本だなと感じています。

前作「英会話高速メソッド」を、私はTOEIC対策として勉強し、大幅得点アップを果たしました。読むのが苦手な私はCDを聴いてただけでした、が！、です。今回はその笠原メソッドによるTOEIC対策本。さっそく購入し、全体をざっと見渡しました。

★特許取得の「５段階高速リスニング」「４段階高速スピーキング」がCDに満載★
※２倍速で聴くのに、独自の段階構成で、どんなに英語が苦手な人にも、英文全体の意味が理解できるようになっています。著者によると、この高速CD学習により、「英語を英語の語順のままで理解する能力」＝「英語脳」が培われ、リーディングスピードが格段にあがるとのことですが、これは私も前著で実証済みです！　かなり英語がわかるようになります。

★TOEICを独自の項目に分類★
※TOEICはパート１からパート７まで７つに分けられていますが、著者はこの「パート」という区切りを越えて、「ユニット」という分類方法をもちいています。「比較問題」「広告問題」「加算名詞と不加算名詞」などです。実際に学習するとわかりますが、これはとてもアタマに入りやすい！

前著で大好評を博した高速CD学習を、新しい英文で満載している本書は、間違いなく話題の書になると思います。おすすめです。