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対談 中国を考える (文春文庫 (105‐51))

価格: ¥490
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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中国は国家というより普遍的世界 ★★★★☆
 友人の陳舜臣との対談を通して語られる、司馬遼太郎の日中比較文明論は今読んでも色あせていない。本書のキーワードは、日本が「特殊」なのに対し、中国は「普遍」だということ。

 「中国というところは、農耕・遊牧・商業などの様々な生業の人々が暮らす広大な土地だから、いろんな物の考え方が起こりうる。だからこそ、ここに普遍としての文明が生まれた。文明とは普遍的なものであり、様々な人々に共有されるものだ。」「日本人にとっては普遍性は理解しにくい。しかし普遍がわからないと、中国もわからない。なぜなら、中国は国家というより普遍的世界なのだから。」「私は日本人を救う方法として、普遍を知るべきだと言ってる。そのためには中国の庶民を見るのがいい。今後普遍性を増してゆく世界がわからなければ、日本人は世界中で嫌われて自滅しかねないだろう。」
夢の対談 ★★★★★
歴史小説が大好きな私のお気に入りベスト3は司馬遼太郎、陳舜臣、吉川英治!そんな私にとって、この本はまさに夢の対談!!緻密な情報収集を元に独自の歴史観を築き上げている2人の対談、これは「買い」でしょう。