《アイズレー・ブラザーズ》の、ちょっとHで、かなりロマンティックな《LOVE SONG》集です。疲れた夜には、やっぱり《LOVE SONG》を聴きたくなってしまいます。今日は休日だと言うのに、やることがいっぱいあったので、これを聴いてゆっくり休みます。やっぱり、良いです。

3+3から始まった怒涛の黄金期の終焉作品？　タイトル曲は余りにも有名だけど、他のアルバムと比べてそんなに聴いてないです。

The　Isley Brothersの80年代の名盤アルバムであると共に、一時代を築いたIsleys「3+3」体制の最後のアルバム。現代ではヒップホップアーティストによって、サンプリングネタとして大いに使用され、Isleys絶頂期の"3+3"〜"Harvest Fot The World"らの傑作よりも知名度が高いアルバムだ。よく「メロウ」と言う言葉がソウルミュージックに当てはめられるけれど、その「メロウ」という言葉そのもののようなアルバムで、タイトル"Between the Sheets（訳すと、「シーツの間で」）"の通りエロくて、官能的で、甘い、そんな作品だと言える。

70年代の彼ら達を象徴するようなファンクサウンドは身を潜めてしまった所は、僕個人的には残念なのだけれど、どの楽曲もクオリティの高い作品で、決してリスナーの期待を裏切らない内容。サウンドはAOR的な感じではあるのだけれど、AORになりきらないのは、Ernieの鋭いギターに象徴されるような、ロックの基盤が残っているからだろう。

それにしてもRonaldの融けていくチョコレートのような、甘さとろとろの歌声には本当にやられてしまう。表題曲"Between the Sheets"は勿論の事、"Choosey Lover"、"I Need Your Body"等キラキラとシルクが輝くかの如く、艶のある名曲がぎっしり詰まっている。

PRINCE、R．KELLY・・・影響を与えたアーテイストは数知れず。大人による大人のためのこのグルーブを聞かずして、R&Bは語れまい。
初来日の時のサービス精神たっぷりの「出し惜しみなし！」の心意気はこれを聞けば判る。
上等の口説きをかけたい夜のMUSICはこれだ！

私は前から「BETWEEN THE SHEETS」という曲が大好きだったのですが、CDを持っていなくて探しに探してこのアルバムを買いました。やはり何度聞いても良い曲です。BALLAD好きなあなた!!是非このアルバムを買ってください！癒されること間違い無しです！！
P.S. 彼女と一緒に聞くと盛り上がりますよ。