書いてることは興味あるはずなのに
★☆☆☆☆
ところどころに出てくる聖書の引用や西洋の宗教に対しての考え方がそこかしこにあり、
なぜかそれが押し付けがましく感じてしまいました。
特にキリスト教に嫌悪感があるわけではないですし、聖書の話をちりばめた本を読んで感動したこともあります。
なのでこの本には納得できなかったのか自分でもわからないのです。
内容自体はいいことが書いてるのでしっくりくる方にはよい本なのだと思います。
人生で大切なものを失ったときに随分と励まされました
★★★★★
自分の人生にとって大切なものを一度に失い、気がおかしくなっているときに人から薦められて読みました。その時は頭が狂っており、自分はどうなるんだろうとかなり思い詰めていましたが、この本に随分と助けられました。ページは薄いですが、中身はかなり濃い内容で、癒されます。辛い時がきたら、また読み返します。
「悲しみ」は乗り越えたりするものではなく、向き合うもの
★★★★★
大切な人やもの、思い出を失うことは、大きな悲しみと喪失感をもたらします。死別、離婚、失業、失恋…。財産や健康を失うこともあります。どんなものでも、失うことには悲しみが伴います。
私たちは心のどこかで、「悲しむ」ことは良くないこと、囚われてはいけない、人に見せてはいけない感情と思っています。小さな頃、子供にとっては重大でも大人にとってはつまらないことのために泣いていると「いつまで泣いてるの」と叱られたものです。男性は特に、そうでしょう。私たちは大人になる過程で、いかに自分の感情、とくにマイナスとされる感情を押し殺して生きるか、について学んできます。
しかし、イエス・キリストはこういいました。
「悲しんでいる人たちは、さいわいである.彼らは慰められるであろう」
この本は、「悲しみ」という感情に直面したとき、私たちの心の中で何が起こっているのか、それがどのように癒されていくのかを、10の段階を追って解説したものです。悲しみは「怒り」や「憂鬱」をもたらしますが、それは「正常なプロセス」であると、著者は語ります。
「悲しみ」の体験に直面しない人はいません。この本を読みながら、私も自分が「悲しむべき」だった事柄を思い出して、悲しむことができました。それは、悲しみから解放される、最良の道です。
喪失の悲しみを放置しないで!
★★★★★
本書はグリーフワーク(喪失の悲しみを癒す作業)について書かれたものです。
大切な人やものを失った時(愛する人やペット、愛着のあるもの、職業、家、離婚...)に、その喪失の悲しみに立ち向かうプロセスを10段階にして解説しています。
そのプロセスを超えて希望を見出せるためにそっと寄り添ってくれる、そんな一冊です。
癒しに!
★★★★★
精神的な病が広がりつつある現代社会への処方箋です!世界中で読み継がれてきた名作中の名作です。友人へのプレゼントへぜひ!!!