私はこの本では今までにない本質的な恋愛哲学が展開されていると思う。筆者は、本書でも取り上げてあるスタンダールの「恋愛論」よりもっと深く正確に恋愛をとらえていると思った。そして、私自身、今まで恋愛において不可解だったことが、本書を読むことによって明快にその意味が理解できるようになりました。本書は、女性の心理だけでなく、男性の心理も含めて恋愛を分析しているので女性にもおすすめです。どうしたらモテる女性になれるかという具体的な方法も書いてあるのでお得です。内容に関しては賛否両論があると思いますが、とにかく読んでみて！と人にススメたくなるような一冊です。

この広い世界には、２種類の人間しかいません。
「男」と「女」です。
人間は、古今東西、時代がどんなに変わっても、この壮大なる普遍的なテーマに絶えず悩まされてきたと言えるでしょう。
人間が、生まれて生きている限り、決して避けては通れないテーマが「男」と「女」の関係性、
一言で言うならば、男女の「恋愛」の関係性ではないでしょうか？
私もその一人で、絶えず悩まされて傷つき苦しんできたごく普通の男です。
あまた書店にある恋愛指南書の膨大な数に翻弄されて、私自身も１００冊以上の恋愛指南書を読んできました。
しかし、この一冊は、これまでのあまたある本の中でも群を抜いて、「恋愛」とは何か？筆者の視点が全く違っていました。
著者の経験に基づく斬新な切り口が見事です。
私にとっては目からうろこが落ちた一冊でした。
「男」と「女」と「恋愛」、この不可解なテーマを正しく書かれている本が今まであったでしょうか？
今のところ、現時点では、日本で売られている恋愛指南書の中で、世にも不可解なこの「恋愛」という関係性のテーマを少し辛口で教えてくれる最良の書と言って良いでしょう。
１回読めば、硬かった卵の殻が割れ、明日から「恋愛」に対しての新しい展望を得ることが必ずできます。
再読したくなるので、２回読めば、明日から、すぐに実践に役立つ新しい人生の扉が開くことを約束してくれる一冊だと思います。
男女ともに、積極的にドラマチックな一回きりの人生をより豊かに生きたいなら、間違いなく、即、買いですね！
少々理解には熟読が必要とされるので、熟読が必要であり、しかし、恋愛教養本の良書と言えるでしょう。
間違いなく、多くの悩める男女が幸福な恋愛観を持ち、新しい人生を始める良心的な一冊だと思いますよ。

読み始めたときは、スタンダールやフロイトなどがでてきて難しく感じられた。
さらに、若干イデオロギーがかっていて疑問を感じたときもあったが、
読み進めていくうちに、僕が常日頃抱いていた女性や恋愛に対する疑問が
次々とわかりやすく解説されていったことに驚いた。
さまざまな恋愛本を読んでは、女性心理とは何ぞや？と悩んでいた僕にとって
これほど、深く恋愛を分析し、丁寧に解説している本は無いと思う。