インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

日本語と韓国語 (文春新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
面白かったですが・・・ ★★☆☆☆
韓国語と日本語の共通性を歴史的な観点からも現代の観点からも見ていて、大変面白かったです。
でも文法説明にハングル表記がなく、例えば「を」をルルと書いてるので、これではどのルルなのかわかりません。「まで」もただ「カジ」と書いてあったので、わかる人でないと濃音のッカだとわからないんじゃないでしょうか。縦書きにハングル表記を入れるのは難しいかと思われますが・・・。
あと、「モグセヨ」というありえない例文がありました。
「モグセヨ(トゥセヨ)」となってましたが、モグセヨなんて表現はありえません。こんな基礎的なところで間違った言葉を使うのは他の説や例文など全ての部分の信憑性が疑われます。ハングル本当に流暢に使える人が書いてるのかな?と少し疑問になりました。最後のあたりも、確かに漢字語は中国から来てるとはいえ無駄に中国語に訳した単語が載ってたと思います。アメリカ人を美人(ミイン)と呼ぶという表記がありましたが、これ以前うちの教室で生徒に聞かれて複数の韓国人に確かめました。美人(ミイン)は美しい女性に使われ、アメリカ人は美国人(ミグギン)というのが普通だとのことでした。こんな間違いだらけで、よく本が出せると思いました。
韓国語の魅力をじゅうぶん伝えている ★★★★☆
韓国語学習の楽しみを奪ってしまうような、韓国語の面白みの上澄みだけを掬って紹介した、少し贅沢な本。
「イッパイモドシ」が「一杯に戻す」の動詞を名詞化したものであるのは分かったが、この単語に韓国語らしき響きを感じるのは何故だろう。余談だが、ハングルは宇宙の全ての音を再現出来ると韓国人が誇ってはいるけれど、韓国語訛りの日本語に苦しむ韓国人も多い。なにもハングルが万能の言語という訳ではないのね。
韓国語学習を始めようと考えられている方には良い判断材料になると思います。
習い始めの副読本 ★★★★☆
約3ヶ月間韓国語を学習しましたが、あらためて、こういったまとめ本を読むと、
「ああ、そうなのか、やっぱりね。」
と思うものですね。

あらためて、日本語と韓国語の共通点、相違点を思い知りました。

●達磨→”ダル”マの読みは韓国語の影響
●藤原鎌足→足を「タリ」と読ませるのは韓国語の影響
●朝鮮王朝→大韓帝国→朝鮮総督府→大韓民国
 に見られる朝鮮←→韓の変遷の歴史
●人名の命名に見られる五行思想

等々大変勉強になりました。
ただし、補足程度でいいからハングル表記をいれて頂きたかったので、星4つ
外国語学習にヒントあり。しかし言語学の面では信用できない。 ★★★☆☆
私は漢字を趣味の一つとしているので、漢字を追放した現代朝鮮・韓国語(以下、まとめて朝鮮語という)の中で膨大な漢語の語彙はどう変化したかという興味で本書を購入した。

その限りでは面白い本だったし、ゼロから10年で一つの外国語をネタに本を書くほどモノにした事実は重い。 その点では同じく外国語を趣味とする者として敬意を表する(私は主にドイツ語を趣味としている)。
著者の韓国語学習についてのノウハウ、エピソードは朝鮮語以外の他の外国語学習者にとっても十分ヒントになると考える。

しかし、本書で最大のテーマになっている比較言語学的な面では、残念ながら床屋談義に毛が生えたレベルに止まると感じられた。 率直に言ってそれはプロ(言語学者)の仕事であってアマチュア(趣味の外国語愛好家)が軽々に手を出すべきことではない。 エピソードに留めるべきだったと思う。

言語学的な興味でこの本を買おうとする人は、先に黒田龍之助先生の「言語学入門」(講談社現代新書 4061497014)、および千野栄一先生の一般書(たとえば「注文の多い言語学」大修館書店 4469211338)などを一読して、俗説への感染抵抗力を十分つけておくことをお勧めする。
読む価値なし ★☆☆☆☆
韓国語の勉強中ということで、手にしてみましたが読む価値なし。
新聞のコラムとしてなら、「雑学」としてはおもしろいかもしれませんが、
それも、全部、おやじ的な飲み屋の雑談程度のもの。
余談は多いし、学術的に証明できているわけでもないので、
ふ〜んと聞き流す程度で十分。
韓国語学習者は、読むだけ時間の無駄です。
比較言語論としての日本語・韓国語ならほかにいい本がたくさん出ている。

スターにのぼせあがっている奥様方を捕まえて
「韓国語でも、真っ赤なウソっていうんだよ」ってうんちくを語っても
場が白けるだけでしょうし、
読んだからといって、韓国語がうまくなるはずもない。
まったく、オススメできません。