インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

岩城音楽教室―美を味わえる子どもに育てる (知恵の森文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
ママでなくても読んでほしい ★★★★★
岩城宏之さんの本ととにかく読みやすいです。
子供を持つ教育ママゴンでなくても音楽を身近に感じたい方にも読んでもらいたいです♪

世界的指揮者である筆者なのに、とても親しみを感じられる文章です。
岩城先生の似顔絵の表紙もかわいいです
音楽家になるために ★★★★☆
 1977年に光文社のカッパ・ホームスとして出たものの復刊・文庫化。
 当時の「間違った」音楽教育への批判の書として書かれている。子どもに無理矢理ピアノを習わせても上達しない、「ママゴン」になるなといったことが述べられる。画一的な詰め込み教育への警鐘が鳴らされているのである。そして、むしろ大切なのは音楽を楽しみ、その美しさを味わえる感性を育てることだと教えてくれる。
 自身の這い上がってきた道のりを紹介しつつ、真に優れた音楽家をつくるための方法が示されている。書かれてから30年もたった本だが、いまでも十分に役に立つと思う。
 語り口が軽妙。エピソードも面白く、読んで損のない一冊だろう。
古い本ですが、岩城エッセイの中でも圧倒的に面白い! ★★★★★
70年代にカッパの本として書かれたエッセイの復刊らしいです。そして、当時のまえがきによると、それまで音楽については書かないようにしていた岩城さんが初めて正面から音楽について書いた本だということです。

以降、岩城さんは数多くの名エッセイを書かれ、今でもその多くを読むことができます。山本直純さんとの友情を描いた『森のうた』なんて大名作もありますが、彼の音楽エッセイのすべてのエッセンスは、最初に書かれた本書にあると思います。たぶん、いちばん面白いです。

音楽教育のことを教育ママに語る、という体裁をとっていますが、彼は繰り返し「音楽は楽しいもんだから、あなた自身が楽しみなさいよ。リズムを感じて、体を動かすことが音楽なんだよ」と読者に語りかけます。ある意味、挑発がうまい。

彼は理屈ではなく、いろんなエピソードを積み重ねて、音楽教育について語ります。伝えたいことを直接言ってしまうのではなく、「カラヤンはこうだった」「ぼくの先生はこうだった」「こんな人がいた」と。そのエピソード一つ一つがべらぼうに面白い。感動的なんです。
私は、交響曲とかが好きじゃないので、岩城さんが振った演奏も聴いたことがありませんでした。でも、本書を読むと聴きたくなります。本書から、彼の音楽への愛が伝わってくるからです。

音楽を愛するすべての人への、捧げものだと思います。絶対に損はしません。