タイトルどおり、紀元前の世界を驚異のVFXと特大スケールのセットによって映像化。超大作映画が得意のローランド・エメリッヒ監督らしい一作だ。狩猟民族の村で暮らすデレーが、幼なじみで将来を約束した女性エバレットがさらわれたことで、村を出て未知の土地へ冒険に出る。マンモスを狩り、サーベルタイガーや怪鳥と戦い、文明をもった民族と出会う物語は、はっきり言ってかなり強引。しかも紀元前1万年としての時代考証はメチャクチャなので、要所でツッコミを入れたくなるはずだ。
ひたすら映像に驚くつもりで観れば、それなりに楽しめる作品である。主人公の目の前で牙をむくタイガーや、ピラミッド建設のために巨石を引きずるマンモスの行進は、大画面で観ると圧倒的な迫力。『アラビアのロレンス』を意識したような美しいシーンも登場する。さらにアフリカのナミビアの海岸に、高さ60mにもおよぶ神殿のセットを作ってしまう豪快さにハリウッドのパワーを感じれば、さまざまな疑問点も吹き飛ぶかもしれない。名優オマー・シャリフの朗々たるナレーションが、作品全体に重厚感を与えている。(斉藤博昭)
そんなに壮大なストーリーって大事か?
★★☆☆☆
原始人!サーベルタイガー!マンモス!巨大鳥!素材は半端なく良いんだけど、この監督の料理にかかるともう出来上がる料理はぐちゃぐちゃ・・・。
うまく料理もできないくせいに、壮大なものを作ろうとして失敗してますね。あのサーベルタイガーVS主人公をメインに描いてたら紛れも無い大傑作になったろうに。ほんと〜に持ったいない。
なんか好きだね
★★★★☆
ストーリーはテンポよく進んで行くから観ててイライラしない(^-^)
CGもそんなに違和感なく多様して無いからいいと思う。
サーベルタイガーとの絡みが少ないのにガックシ…
紀元前1万年前に高度文明があったかは不明だけど…全体的に分かりやすく面白く観れた!
主人公のマブダチになった部族長が演技派(っ゚д゚)
古き良き生活がイイカンジ!
紀元前1万年のロードムービーを楽しめました。
★★★★☆
誰も彼も、さらに未見の倅までがこき下ろして、まるで駄作の見本のごとき観のある本作「紀元前1万年」特別版を購入して全部見た。
そんなにヒドくないというか、結構楽しめた。少年時代から気にしていた「消えた文明」や「隕石」。「氷河期」やら「謎の神殿」など、こうした映像で見られるのはたいへんありがたい。この手のもののストーリーは単純な方がよい。観客は登場人物に思想や知性を求めないからである。
紀元前1万年の史実なんて、建国記念の日と同じくらい確かめようがないのだからこうなったら想像力を働かせて徹底的に楽しんだ方が良いのではありませんか。ネトウヨ風の流言蜚語に惑わされずに。
CG目当てに買ったけど…
★☆☆☆☆
見る前から酷評されていたのは知っていましたが、
マンモスとサーベルタイガーのCGだけを期待してDVDを買いました。
…が、唖然…。
ここまでストーリーがないものとは…。
さらわれた恋人を救いに行くという大雑把な概要しか思い出せません。
期待していたCGは、マンモスの動きだけは滑らかでよかったのですが、
サーベルタイガーのCGは酷い出来でした。
残念な一作です。
何でこの映画を撮りたかったのかわかりません
★☆☆☆☆
見所がない映画です。
ストーリーもCGも俳優達も特筆すべきところがないです。
見終わった今、この映画を作ろうと思ったスタッフは何を撮ろうと思って作ったのか私にはさっぱりわかりません。
陳腐なストーリー、映像に突出した演出があるわけでもない。
こういう映画は多少のギャグとお色気があるものですが、それらも全く無い…
スタッフ達は、どのポイントでこの映画を売ろうと思ったのか全く分からない映画です。
見るだけ時間が無駄な映画です。何もお薦めすべきところがありません。