そして、また今まではアルバムのその殆どの曲にタイアップがついていたユーミンがここ数年はけっこうひっそりとした活動になっていたのですが、今回のアルバムはおおくタイアップもついて、まさにユーミンらしいアルバムだと思います。
もちろん、タイアップの有無に限らず、それぞれの曲が切なかったり教えられたりと、ユーミンワールドが堪能できる一枚だと思います。
特に彼女自身が自分自身を励ますために作ったと言っていた「PARTNERSHIP」は心温まる一曲になっていると思います。
初冬ではなく初夏のアルバムリリースは、たしかパールピアス以来か。夏のイメージが強いのか?新たなチャレンジが多いのか?じっくり煮詰めた発売で、内容の濃い新たなものが・・・。と色々想像していたが、一言で言うと「懐かしさの中にも新しさ、新しさの中に懐かしさ」があるアルバムに仕上がっている。YUMINGの新旧エッセンスがまぶしてあり、聞き込むほどに味わい深い内容となっている。一方、1年半煮詰めた割には・・。との感も無くも無い。よって評価は星4つ。