本当のヘリオット先生
★★★★★
待望の翻訳です。
ずっと 原書で読もうか迷っていたのですが 良かった!
人として 愛すべきワイト先生の本当の姿が
息子さんの手で余すことなく書かれています。
そこには ずっと経済的に迷惑を掛けたご両親に
最大限の配慮をする息子としての先生
気まぐれなパートナー ジークフリード先生のいいところのみを
見つめて もくもくと働く先生
妻を深く深く愛する先生
そして すばらしい父親としての先生
誠実で だからこその葛藤がたくさんあったこと
本当に 本当に 嬉しく読みました。
本国に比べて 今ひとつ知名度は日本では
低いかもしれませんが たくさんの人に作品と共に
読んで頂きたいです。
あと 日本でも ヘリオットのテレビシリーズは
見られないものでしょうか・・・。