クライマックス直前巻!
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ゲーム版とはガラリと違うストーリーを見せているコミック版ですがいよいよクライマックス直前です。この巻のメインは表紙を飾っている頼久とアクラムですね。もちろん主人公であるあかねも頑張っています。が、他の八葉はあまり出て来てません。少し不満を感じる方もいらっしゃるかと思いますが個人的には楽しめました。
今回の見所はやはりあかねとアクラムですね。この二人は連載当初からゲーム版では見る事の出来なかったストーリーを見せてくれて非常に楽しめました。今回はそんな二人のそれぞれの思いをぶつけるといった感じですね。詳しい内容はネタバレになるので書きませんが、本当に最後まで目が離せないです。
コミック版の連載はもう10年近くやっていたという事に少し驚きましたが、個人的な意見としては話が進むにつれてオリジナル要素がよりたくさん出て、面白みが増してきて、絵の上達っぷりがすごいです。そして何より八葉だけではなく、他のキャラクターの細かい部分まで丁寧に描けていたと思います。今まで見たことのない「遙か」のクライマックス、ぜひ最後まで見届けて欲しいです。
寂しい人だ…
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アクラムの罠にまんまとはまっていくあかね。アクラムが驚くほどの抵抗を見せるが、ついに彼の手に…!?
次巻が最終巻のようですね。楽しみでもあり、寂しくもあります。
どうなっちゃうんでしょうね?結局、誰とくっつくんでしょうか?
誰かとくっつくとしたら、もうアクラムしかいないと思いますが…八葉とはそこまで進展してないし。
頼久好きさんには、びっくりするくらいのサービス。
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これはもう、停滞していた物語がガガガっと一気に進みだします。
洞窟内から飛び出すくらい(笑)の勢いです。
また、頼久さん贔屓の読者さんには、びっくりするようなサービスカットが続き、赤面必至。
アクラムの抱えていた闇の弱さと八葉の持つ強さの対峙が物語の核心に迫っていて、あっという間に一冊読み終えてしまいました。
後半には遥か3のほのぼのストーリーも収録されていてこれも面白かったです。
後一冊で最終回を迎える予定だそうですが、次巻が楽しみです。
しかし毎回思うんですが、できれば遥か2や3は別のコミックスにエピソードを収録してほしいと思います。
(話が途切れ途切れになってしまって混乱してしまうが残念なのです。)