例を挙げると、
17話では機械鎧を接続する時、しばらく寝込むほど痛いのに、
直前の16話では簡単につけたり外したり~~しています(子供にも外せるっていったい...)。
17話で「4年間一度もリゼンブールに帰っていない」と言っていますが、
11歳~15歳では(いくらエドが豆でも)20ないし25cm身長が伸びます。
カスタムメイドの機械鎧は、調整すら他の所では難しそうなのに
一回も作り替えていなかったら、はっきり言って、エド、歩けません。
原作のように、きまりが悪くて~~もちょくちょく帰っている方が自然。わざわざ変えた意味が不明です。
エドの利き手は、原作では、腕を失う前は右利き、右が義手になった後は左利き
(但しナイフは右手で持つ)という形で統一されているようですが、
アニメでは、コップを単品で持つときは右、書くのは左。しかも、
4話と7話でナイフとフォークの持ち方が逆、38話と39話でフォークの持~~ち手が逆...と大混乱。
話の根幹に関わる(しかも簡単な)事なのに。
原作では(現在までの所)手のひらがないと「パン!」では錬成出来ないけど、
アニメ終盤では、手のひらどころか腕ごとなくても「パン!」と音を立てて錬成し、
可動部分を含む機械鎧まで錬成してしまいますが、そんな事が出来るなら
なぜ16話で同じ事をして腕をつくり、アルを動~~けるようにしなかったか分からなくなります。
ファンタジーは無茶苦茶でいいというものではなく、
独特の世界のルールがしっかりしていてこそ面白いもの。
もっと基本設定を丁寧に扱って欲しかったです。~
もちろん「賢者の石」を作ったマルコー氏の苦悩も描かれています。
今までイシュヴァール殲滅の真実を知らなかったエドとアルはこの話をマルコー氏から聞いて、軍人が信じられなくなってしまいます。
マスタング大佐達をどこまで信じたらいいのか・・・。
そして執拗に襲ってくるスカー。ここでアルは重傷を負ってしまい、絶体絶命のピンチに・・・。その時、兄であるエドワードが取った行動は・・・。ピンチピンチと段々佳境に入っていきます。
ハラハラドキドキする巻な上にかなりシリアスなので必見です。
正直、この回を最後まで見るまでは、リゼンブールに戻るまでのつなぎなんだろうなと思っていました。
しかし、
ロイはじめ、軍人を信用できなくなったエド。
行方不明(笑)のアルを捜して出会った少女と老人。
老人との会話が印象深いです。
「失ったものがあるなら、もう何かを得ているのではないか」
それがいったい何なのか、この作品に隠されたテーマの一つのように私は思えました。
今は、アルと自分の身体を取り戻すことに精一杯のエドですが、いつか何を得たかわかる時が来るでしょうか。
その他の回の見所としては、15話が、マルコーがイシュバール戦を語る部分。
17話は…最後のあたりで、夕方ロックベル家に戻るシーン。
18話はスカーVSラスト&グラトニーの戦闘シーンですね。
ともかく、今回も目が話せないです!
15話『イシュヴァール虐殺』
25話にかなり繋がっている話です。
原作でも明かされていない、ロイ達国家錬金術師が投入されたイシュヴァールでの惨状、ロイやタッカーの苦悩が伺えます。
あ、ついでに無能発言もありました(ついで・・・
16話『失われたもの』
ロイが思いっきり壊れている回です(半分嘘だけど半分本当かも)
うーん、もう少し場の空気を読めるようにならないとね、焔の錬金術師、地位は大佐のロイ=マスタング殿。
電車でリゼンブールへ向かう途中、アクシデントが起きて途中下車するのですが・・・
17話『家族の待つ家』
感動する話です。でも実は15話のほうが好きな私・・・。
ウィンリィが兄弟を呼ぶのに使ったのは・・・
17話の脚本さんって誰だったんでしょうか、とても上手かったんですが・・・!
18話『マルコー・ノート』
中央に着いて、マルコーの賢者の石の研究所を解読しようと思ったら、図書館もろとも燃えていて・・・
スカーの出番が多い、と再確認した回です(苦笑
ロス少尉達が出てきます^^