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中学受験の失敗学 (光文社新書)

価格: ¥777
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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塾、家庭教師が営利目的ということを知らない人がいるのでしょうか? ★★☆☆☆
受験が成功した方には笑い話としてよいでしょう。この本が「警告」を出したい低レベル層はこうした本すら手にしませんし、これから受験という方にも役立つ内容は探してもみつかるでしょうか。「悪徳業者にひっかからないで」という一言で集約できてしまうような本です。確かに生々しく書かれている実例に「やっぱり」と思わせますが、そういう人たちの存在は誰でも感じています。
 この本にある「ツカレ親」は一部でしょうが、目立つ存在なので、その数倍の存在感があります。内容的には、「ツカレ親」以外の親にとっては「常識」であることばかりで、残念ながら読んで得られるものはなく、高校、大学受験を普通にこなしてきた常識ある親にとっては当たり前のことばかりの羅列です。他の方が書いておられるように、「偏差値50以上の人にとっては意味のない本」です。これを読み飛ばしてタイトルだけで買ってしまったので後悔です。
 結論「偏差値50以上の人は読む必要はありません」し、「偏差値60以上の人にとっては、読む時間がもったいない本」です。「失敗学」という名に偽りがあり、得られたものがない点からも星ひとつと思いましたが、こうした情報をもとに有益な内容の本を期待して、星ふたつとしました。
 
実名であればもっと面白かった ★★★★★
書いている内容は非常に当たり前のことだが、実際商業出版では
私立中学や中学受験塾のダークサイドはあまり売れない、というか
表ざたになっていないからこの本を読んで驚く親はいるだろう。
塾や学校名を実名でどこかの週刊誌やブログで書いてほしい。
著者の愚痴かな。中学受験を考える人は読むべし。 ★★★☆☆
 最近の親が中学受験で陥る罠を、「ツカレ親」として描くのが本書です。

 とはいえ、実例が書かれているだけなので、対策まで書いてもらえればいいところ。

 本書は、著者が受験業界にいたときの愚痴を聞かされているような本です。

 内容を要約すれば、見栄で受験してはいけない。学力の上がらない子はいる。塾など受験産業はあくまでも儲けが大切で、下手するとカモにされるというもの。

 ファミリープレジデントなんか読んで、うちの子も受験だなんて意気込んでいる親や、カネをつぎ込めば良い学校に子供は行くことができると思っている親が読むといいかもしれません。

 ただ、そういう親は、こういう本を手にすら取らないのでしょうけど。
この本の読み方にはコツがいります ★★★★☆
娘の中学受験をちょうど終えたところです。この本の内容を生かすためにはコツがいります。既に受験勉強が始まっている4年生後半から5年生、6年生の親御さんに向いていて、これから受験という方はやや難しいと思います。

サブタイトルや帯の表現がセンセーショナルなだけに一見すると、合格のためのノウハウが書かれているのではないかと思いがちですが、そういう観点で読んでみると「どこにも書いてないじゃない!」という読後の感想になってしまいます。まず第一章の「驚愕エピソード集」は初心者のかたは読み物と思って楽しんで読みます。そして第二章、第三章では、「親としての接し方」、「具体的な勉強時間などの設定の仕方」、「転塾の検討」の3つのいずれかに絞って、読むと非常に効果的です。これらがバラバラに出てくるので、目的を絞って読むことで活かせるノウハウが文章から浮かび上がってきます。

なお、「志望校の決め方」についても触れていますが、あまり参考にはなりません。やはり、志望校選定については本なんかより塾の指導が圧倒的に頼りになると思います。

素直な親、受験に真正面から取り組む親にとっては、とても参考になる一冊だと思います。
この本を読んで転塾をすることにしました ★★★★☆
大学院学生が書く 中学受験の暗い面の話

作者は、学生をしつつ受験生の家庭教師として中学受験を側面から見てきた人です。
また、受験産業の関係者でもないので、何も制約なく書いています。

彼女は、受験失敗の原因を「ツカレ親」にあるとしている。
そのツカレ親のエピソードを紹介した上で分析・対策と
とてもオーソドックスな作りの本です。
憑かれたように子どもの受験にのめり込み、受験産業の甘言に惑わされ
そして受験に失敗してゆく家族、カエルの子はカエルと言い切り
偏差値40以下の子は、他の生き方があるのではないかと言ってみたり
かなり反感を買うような内容が並んでいます。

彼女の稚拙な表現はさておき、大学時代10年にもわたって受験生を
見続けただけあって、なかなか知見までは達していないものの
参考になることは多いと思います。

親としてこの本を反面教師として、「ツカレ親」に陥らないように
喚起しているこの本は、それなりに有用ではないかと考えます。