誕生日の日、1通の手紙を受け取ったたんた。
その中に入っていた地図を見て、「これは宝の地図だ!」と探検をはじめる。
帽子に望遠鏡、食料など必要な物を買い、地図に沿って道を歩く途中で、
ヒョウの子・バリバリ・バリヒと出会い、さらにふたりで探検を続けるのだが…。
探検の果てに待っていたものに、大人は、拍子抜けして、大笑い。
ですが、「それから、それから」と探検を真剣に追っていた子どもにとっては、
ホッとするやら、安心するやらで、大笑い。
“探検”と言っても、ほのぼのと終わるので、3歳ぐらいから充分楽しめます。
読み終わると、路地や公園の木の陰などで、「たんけんしようよ」と
たんたの気分で遊んでくれるでしょう。