絵画のみならず、講義録(もちろん日本語)まで収録されている。
同じ出版社の小型本で本来画家を目指していたと知ったが、本書を見ると、それも納得。絵の迫力が違う。
アニメを作ることを夢見る人々のみならず、彼の作品のファンであれば、入手して後悔はするまい。
大判というのがよい。実物サイズ画像があるのがよい。用紙が良い。
スタジオの中の微笑ましい挿絵まである。
冬の日の絵に至っては和紙が使用されていて雰囲気は良い
今の時点では、恐らく世界最高のノルシュテイン画集だろう。
印刷技術の高いアニメ王国日本ならではの企画かもしれない。
そうそうたるメンバーによる記事もありがたい。
要するに、もうほとんど「家宝」感覚の本と言えよう。