これはひどい
★☆☆☆☆
テンポの良い上巻とは打って変わって
下巻は、荒れた陸上での逃避行が
「ひたすら」「延々と」「ダラダラと」続きます。
なぜ上下巻に分けたのか不思議です。
読むのが苦痛でした。
ハードSFスペースオペラから、パニック小説へ変貌?
★★★☆☆
やっぱりヴェリコフスキー理論を(それも大胆に)応用って言うのに無理があったんでしょうか?
作者がハードSFをかなぐり捨てて、パニック物に乗り換えちゃった……という印象。
J・P・ホーガンの売りは、きっちりした理論武装にあり、その理論上での論理的な思考を愉しむっていう処にあると思うし、ファンもそれを楽しみにしているはず。スペースオペラやパニック小説はその手の作家に任せて、もっと理論的な思考が愉しめるハードSFを書いてもらいたいのだが……。年取って小難しい理論をいじくるのがいやになっちゃったのかな……?
後半部分のサバイバルと、後味の悪さがどうにも……。
究極のサバイバル小説?
★★★★☆
映画「ディープインパクト」のカタストロフィが連想されやすいでしょうが、実は読んでいて一番感じたのは、「星を継ぐもの」のミネルヴァの崩壊のシーンでした。
さて、3部作と云うことなんですが、この後をどう繋ぐのか、自分の想像を超えています。
面白いよ
★★★★☆
下巻は、一転ディザスター小説に。
映画デイ・アフター・トゥモローどころでない大惨事!?
トンデモ科学理論のオンパレードのこの小説をこれだけ読ませるのはさすがホーガン!上下巻をジェットコースターしてしまった。
クラークやアシモフ達をリアルタイムで読んでいた私のような中年SFファンにはこの味が口に合うのです。