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哲学のなぐさめ 6人の哲学者があなたの悩みを救う

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 集英社
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哲学を身近に引き寄せる名著 ★★★★★
哲学の本は今まで数冊に挑戦しましたが途中で挫折して玩味、読了したものはありませんでした。
たまたま見つけた本書は私の能力でも読み終えることが出来ました。今、再読中ですが私にとっては再読させるほど価値のある内容でした。
作者は身近な事柄を題材に取り、読者(人間)の悩みに就いて六人の哲学者を通して解決の指針を示しています。哲学は単なる頭脳ゲームではなく、人間生活の役に立つのが本来の役目であるとの著者の信念がうかがえます。
翻訳本ですので分かりづらい表現もありますが、内容は哲学書の分析、説明に堕することなく読者に深い感銘を与える好著です。
哲学者による贅沢な人生相談 ★★★★★
そもそも読み物として大変面白いです。
哲学というとなんか堅苦しいイメージしかありませんが、本書ではそんな
ことはない、幾つかの箇所では爆笑を誘うかも知れません。

なぜ堅苦しさを脱してるかというに、手が届きにくそうな哲学者を筆者が
再構成して読者に提示しているからです。カターイ哲学者をそのまま「ハ
イ、どうぞ」というわけではなく、いったんド・ボトンさんが料理してく
れているわけです。引用も言葉をやさしくしてありますし、翻訳も工夫を
凝らしてあるのです。エピクロス、セネカ、モンテーニュなどの哲学者が
身近に感じられるようになるのは間違いないです。写真や絵も豊富で、愉
快です。

6つの章で取り上げられている問題=悩みは、いつの時代にも人間に普遍
的なものばかりなのでしょう。哲学は、そんな「悩み」に取り組む助けを
提供してくれる、ゆえに、実践的なものなんだ、と著者は言っているので
す。著者は小説も書くそうですが、流石ですね、面白いです。別の本も読
みたくなりました。

誤訳の嵐 ★★★☆☆
原作が面白いので星3をつけてますが、訳本だけなら星ゼロです。一ページにかならず一つはあるんじゃないかと思わせる夥しい誤訳は、さすがに見逃すわけにはいきません。しかも、その誤訳が受験生レベルの誤訳だからたちが悪い。正直日本語だけを読むと何を言っているのか不明な箇所も多々あります。この本に興味を持った人は英語で読むことをお薦めします。
偉大なる人々との出会い ★★★★☆
この本は哲学を教えてくれる本ではありません。あなたを救ってもくれないかもしれない。でも、偉大なる人々とその思いへの入り口になってくれます。普段はむずかしそうだし、なにもそんな古い本を・・・と避けてしまっている古典への導きとなるでしょう。人間ってなかなか変わらないもので、ン千年たったとしても悩み思い考えことは同じようです。あなたがもやっと普段頭にためているものをここに登場する哲学者たちが明らかにしてくれるでしょう。!と思ったら原典にトライ。少々困難ですがゆっくりと読み進めばあなたに思考と読書の快楽を与えてくれるでしょう。この本はそういった素晴らしい時間への玄関です。もちろんこの本だけでも十分楽しい時間を持つことができます。オススメします。
わかり易さと難しさが同居 ★★★☆☆
6つの章で6人の哲学者の主張や私生活を写真や図入りでわかりやすく紹介しょうと試みた本です。
  有名でないことへのなぐさめ(ソクラテス)
  お金を十分持ってないことへのなぐさめ(エピキュロス)
  フラストレーションへのなぐさめ(セネカ)
  不適合へのなぐさめ(モンテーニュ)
  傷心へのなぐさめ(ショウペンハーウェル)

  困難へのなぐさめ(ニーチェ)
英国ではベストセラーとのことですが、わかり易い部分と、私の英語力では理解できない部分が結構ありました。邦訳も出ていますので、図書館で借りて、読みなおしてみたいと思っています。