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街男 街女

価格: ¥3,150
カテゴリ: CD
ブランド: ポニーキャニオン
Amazon.co.jpで確認
   1曲目からスカと昭和のブギウギをごった煮にしたごときナンバー「築地オーライ」に驚かされるが、今の田島貴男にとってこれは「ネタ」じゃない。12枚目を数えるこのアルバムで見られるのは、日本人のアイデンティティをもったうえでの、ある種のベタさ。いったんはテクノの極北めいた場所まで音楽的貪欲を極めた彼だからこそ、それは逆に、いまさらテクノロジー・ミュージックへ走るより新しい。

   陽のぶっちゃけ感をよりリアルなものとして裏づけるのは、「死の誘惑のブルース」や「ひとりぼっちのアイツ」など、都会で一人生きる者たちの描写が、シズル感にあふれていること。そして最後には、自分にとって大事なことを他人と比べることなんかないんだ、と優しく熱く歌う「鍵、イリュージョン」。久々にオリラヴで大泣きできる。(石角友香)

いまさらですが・・・ ★★★★★
このアルバムは、男気、任侠、という言葉も合うのですが・・・
やはり、『街男街女』というタイトル通り、街に生きる一人の男と一人の女の物語を唄ったものでしょう。
捨て曲がないのはもちろんですが、やはり田島作品は2曲目がポイントな気がします。自分も銀ジャケットでも着て街に繰り出そうかと思ってしまいますね!
築地オーライのぶっ飛びグルーブ、ひとりぼっちのアイツも最高、或る逃避行の物語に酔い、夜の宙返りで切なく和み、最終曲の鍵、イリュージョンで、大人の男の生きる道を示されたような気がします。
4年間聴きっぱなしです ★★★★★
この4年間、多分一番聴いたアルバムです。
このアルバムは明るい感じがして個人的には最高に好きです。「東京飛行」は
私はダメでした
(渋谷陽一はむしろ東京飛行を押して、「なんだ『街男、街女』は」的なダメ出しをしていたのを雑誌で見た覚えがあります)。
暗いのが好きな人には合わないでしょう。

このアルバムは本当に捨て曲が無く、1曲目から最後の「鍵、イリュージョン」まで
フルで聴けてしまう。

渋谷系時代、売れていた頃に比べると随分印象が違うけれども、
最近特に保守的な傾向の強い音楽業界の中で、田島が積極的に
変化し続ける意思を表明しているように受け取れて大変好感が持てます。

難しいこと抜きに、特に渋谷系時代のオリラブがダメだった人に聞いて欲しいです(私もそうでしたので)。
絶好調 ★★★★★
前作「踊る太陽」での吹っ切れ具合をそのまま受け継いで、さらに初期からの洗練された音楽センスも全開の名作です。初期のオリジナル・ラヴが渋谷系と言われたのが、おかしくなるくらい、ここには熱すぎる田島貴男の生き様と主張が吹き込まれている。いろいろと悩んだり、考え込んだりして前に進めないときほど、このアルバムは勇気を与えてくれるだろう。それくらい「周りを気にせず生き抜こうぜ」という強い決意を受け取ることができた。初期のオリジナル・ラヴも好きだったが、最近の田島貴男は、ますますオリジナルな存在へと昇華して行っている気がする。
R35なんてコンピに懐かしくなってる方々、今の田島をぜひぜひ聴いてみてほしい。
ラスト・マン・スタンディング(邦題:一匹の男) ★★★★☆
最初聴いた時「銀ジャケの街男」はガツン!ときたけど他の曲が「ん〜どうかな〜」とゆう印象で長いことクローゼットの中でほったらかし(失礼!)になっていたのだが、最近色々あり思いついたように全部聞き直してみて、やっぱスゲー作品だとようやく気付いた。青かったわけですね、ワタシが。勝負してなかったわけです、日常生活の中で。だいたいこのアルバムコンセプトがサイコーっす。前作「踊る太陽」のそれを踏襲している感がありますが今時何故「任侠」なのでしょうか?わからん・・しかしシブい、シブすぎる!!!アルバムジャケットとかも最高だし。「なんぼほどカッコええねん!」ていうかんじ。こんな世界観田島さんをおいて他にダレが思いつくでしょう!?どなたか述べておられましたがこのアルバムには「常に保険無しで勝負に打って出る潔さ」「肉を切らせて骨を断つ」みたいな空気を感じます。要するにハラを決めた一人の男が周囲に放つ強烈な「男気」(ダンディズムというよりこっちのほうがしっくりくる)のようなものを感じる。そしてごっつーシビれます。それはたぶん自分が極限まで追い詰められたからこそようやく感じ取ることが出来たのでしょう。「日常は勝負の連続だ。色々あっても結局最後は自分でオトシマエつけて先へ進んでいくしか無い。自分を信じて勝っていかなアカん!オマエは最後まで立ってられる男でないとアカンのだよ!!わかるか、キミ!!?」そうハードボイルド全盛時代の松田優作口調で言われているかのような気持ちになる作品。楽曲的には2.6.10がめちゃくちゃ好きで特に最後に好きになった「6」は、単に孤独というだけでは表現出来ない、一人の男の半生を扱った歌詞の醸し出す、特有の物語性と、軽快かつ緻密に転がるピアノがあいまって完全に虜になってしまった。こんな曲作る人は田島さんしかいない。
やっと聴けた! ★★★★★
私は地方に住んでいるので大きなCDショップが無く、超メジャー級のアーチストでなければなかなか売っておらず、やっと聴けたという感動でいっぱいです。