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仏教入門 (岩波新書)

価格: ¥861
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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要点がよくまとまっている良書 ★★★★★
 仏教入門というよりは仏教学入門といったほうがいいかもしれない。
従って仏教に興味を持って知ろうとする人にはもっと他の優しい本が言いだろう。
仏教を学問的に学ぼうと思う人には、インド仏教が基本となるので、その要点が非常によくまとまっている。
割と原始仏教入門 ★★★★☆
一般的なところの、仏教全体を満遍なく記述した仏教入門書ではありません。

確かに原始仏教(インド)に割かれているページのほうが多いです。内容的には所々むつかしく、学的な淡々とした記述が続きます。そもそもわかりやすいことが必ずしも良いということはないわけですが。堅い感じですがむしろそれがいいということもあります。入門としてどうか、ということは読み手のレベルも勘案したところで判断していただきたいです。
ドライな仏教解説 ★★★★☆
説教くささがなく学者的な記述が好印象の仏教解説書です。

教理による救いを分かりやすく説く、といった内容ではなく、世界思想のひとつとして仏教を理知的に解説しているさまは新鮮で、個人的には、こちらの方がしっくりきました。

発祥から今日に至るまで、幅広い内容を短くまとめてあり、煩雑さは否めませんが、これだけ包括的な解説は珍しいのでは。仏教について学ぶ際の参考として、何度も見返すに足る良書だと思います。

インド仏教思想史研究にして、仏教入門書にあらず。 ★★☆☆☆
 岩波新書青版の渡辺照宏著『仏教』&『日本の仏教』が共に分かりやすく且つ面白く読めたので、本書もかなり期待して読んだ。が、その期待は外れた。まず、本書は「仏教」入門としては、記述がインド仏教に偏りすぎであり、仏教「入門」としては記述が専門的で分かりにくい。特に分量的に半分以上を占める第二部「インド仏教の思想史」は語義詮索の多さと羅列的な説明が延々と続き、読み進めるのが苦痛であった。一流学者が必ずしも、一流教師でない好例かもしれない。はっきり言って、入門書としてはお薦めできない。但し、第三部「各地の仏教」は30ページ足らずのスペースに、南伝仏教、中国、朝鮮、日本、チベット各地の仏教の歴史を実に簡潔にまとめてあるので、むしろこの部分は使えると感じた。