おもしろい!笑って泣ける絶品です!
★★★★★
ひとりひとりのキャラがユニークで愛すべきキャラに思わずにんまり。
電車の中にも関わらず声を出して笑ってしまう場面もしばしば。
面白いです。
さっと読めちゃうのもいいです。
語り手のおばあちゃんの語り口がとても優しく愛情いっぱい。
不肖息子のガナトさんの、意外にもうんちくのある言葉に思わずホロリ。
このお話し、私、大大大好きです。
温かい気持ちになるお話
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とにかく登場人物がみんな魅力的で温かい!
身の回りで起こる小さな事件に、家族みんなで、時にはご近所さんまで巻き込んで解決するこの堀田家の人たちは、どこか懐かしく、現代人が忘れかけている、何か大切なものを教えてくれるような気がします。
たくさんの人がこの本を読んで、温かい気持ちになってほしいです。
読んで損はないです!
現代人はLOVEが足りないねぇ
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ただのほのぼのホームドラマだと思って読んだら大間違い。
実はミステリの要素も入っていて、ミステリ好きとしては思わずのめり込んで読んでしまった。
TVの脚本的とも思えるが、あまりキレイな文章の小説よりも、人間味が感じられる文章で、僕は非常に読みやすく感じました。
伝説のロッカー我南人のキャラは秀逸で、破天荒ながらも義理と人情を通すために自分を曲げる所などはカッコイイの一言。
早速続きが読みたくなった。
温かくて、懐かしい。
★★★★★
店員のおすすめとして紹介されていたので読んでみた1冊。
開いてすぐの登場人物紹介の時点で、
あまりの多さに多少げんなりしたが、心配ご無用。
読んでいくうちに頭の中でそれぞれの登場人物が
しっかり色をもって動き始めるから覚えられなくても大丈夫。
作者は男性だけど、女性的な小説だなあと思った。
出てくる人物はどれも個性的で、魅力的だし、
街の風情や、小さいけれどしっかりと描かれた季節感など
全編通して目線がとてもやさしい。
我南人風にいうと「LOVEが溢れているんだねぇ」、である。
まるでサザエさん一家のようなどたばたに、
時に面倒くさくて、時に煩わしくて、
でもとても楽しそうで、やさしくて、
そんな様子を宙ぶらりんで見ている幽霊のサチさんは
きっとまざりたくて、見守っていたくて、
まだまだ成仏できないんだろうなあ、しあわせなことに。
この町内に住みてー!
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懐かしいホームドラマ、ガキの頃にみた「寺内貫太郎一家」を思い出します。
お節介で、うざったくて、でも優しくて、暖かい。
そんな街とファミリーの物語です。
都会の希薄な人間関係の中に住む安心感ってあります。
でも小説の中では、下町の人情を満喫してみましょうよ。
私の読了後の感想は「この町内に住みてー!」でした。
沢山の味のある登場人物が出てきます。
「この小説を映画やドラマにしたらどんなキャスティングかなぁ?・・・」
というのを紙に書いてみる、そんな楽しみ方も出来る本です。
これはオススメの1冊です!