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ガンプラ開発真話

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: メディアワークス
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版権取得などのくだりは大変興味深い ★★★★☆
ガンプラ「開発」というよりも、ガンプラブームの中で
いかに生産管理・流通等をスムーズに流していくのかという
ロジスティックス面の苦労話が多い一冊。

よってアニメに近いデザイン面や
「何故ガンプラは売れたのか」という企画面でのエピソードを
期待する読者には物足りないであろう。

ただ、一般サラリーマンの一人としては
(当然学生時代当時には理解できなかった)
版権取得などのくだりは大変興味深い。
なんか内容が薄っぺらい ★★★☆☆
 表紙の金型に惹かれて買ってみましたが、バンダイの工場見学や、社内史を読んでいる様で、読後感は薄いです。もう一度読み返すこともありませんでした。
 どなたかも指摘されていますが、「田宮模型の仕事」の様な重厚感、歴史感が少ないのですよね。20年位でも、丹念に捜せばいろいろ出てくるとは思うのですが。
 ただ、宇宙戦艦ヤマトから続くアニメブームの中で、ガンダムを捉えた分析は私にとっては新鮮なものでした。関係者、分析者の間では当たり前の事かもしれませんが→面白くなって、ネットで検索したら、いろんな人がそういう分析をしていました。
とんだ看板倒れ ★☆☆☆☆
「開発真話」というからには25年の間に培われた技術の足跡を辿るのかと思ったら、最初のガンプラブームの話だけ。それも、版権取得とか生産ラインとか、開発と関係ない話ばかりに終始して、開発者へのインタビューなども一切なし。
単にガンプラブームを経験した人たち(それも営業とか生産関係者)の苦労話と、当時を知る模型雑誌の編集長2人の下らない思い出話が200ページ書いてあるだけ。「田宮模型の仕事」「海洋堂クロニクル」などと同等のクオリティを期待していたが、見事に裏切られた。
挙句に著者あとがきで「(既存のガンプラ関連著書の中でも)最も中身が濃くて面白いものに仕上がったと自負」とは噴飯ものである。

それに、著者は時効と思っているのかもしれないし、バンダイ側の視点でしか書かれていないからはっきりとは言えないが、創通から版権を取得する流れは、ちょっと胡散臭いのではないか?著者の良識を疑ってしまう。
ガンプラが実現したもの ★★★★★
買ってその日に一気に読んでしまいました。
泣けるエピソードいっぱいでした。

私は昭和32年生まれで、30円の飛行機プラモから始まり、今井科学のサンダーバードからタミヤのMMへとプラモ少年していました。
ここに書かれている市場の状況を消費者の立場から実感してきました。
当時のバンダイの動きが、内情はこういうものだったのだと初めて知り、納得するとともにその柔軟な考え方に頭が下がります。
かかわった多くの人たちの熱意が、ある種奇跡的な偶然にも恵まれて大ヒットへとつながっていく様はNHKのプロジェクトXじゃないけど涙涙でした。

僕たちは、サンダーバードの頃から、1号と2号を同じスケールで並べてみたかったし、1号の車輪は邪魔だと思ってたんです。(だから僕自身は1号を買ってない。)
って、それは余計な話ですけど、そういう気持ちにはじめてこたえてくれたのが1/144ガンダムだったわけで、そこに至るまでの過程がこの本に余すことなく記されています。
ガンプラに興味のないモデラーの方も、もうひとつのプラモデル開発史として一読をお勧めします。
ふむふむ ★★★☆☆
○いいところ
・ボックスアートの画家さんたちや、当時のガンプラ生産現場の様子
 などに触れられており、これまでになかった切り口である。

○寂しいところ
・ガンプラの登場背景として、これまでバンダイがたずさわった模型の
 歴史に多くのページを割かざるをえず、ガンプラにしか興味がない
 人には冗長に感じるかも。

○全体の印象
・ガンプラをお題にした、バンダイの模型歴史書という印象でした。