読み終えて「だまされた」ってカンジです。
この本の内容に対して明らかにタイトルが誤っています。
らせん、らせんって・・、安易すぎませんか?
だいたいこの本を手に取る人に対して各作品のあらすじを載せたって仕方ないでしょ!
時代の空気感は味わえましたがそれは同世代だから解ることで、
ここに書いてあるようなことはワタクシは友人と酒飲みながら話してますよ。
最終章の「バンダイよいしょ文」はもうエセ健康食品のバイブル本みたいで身震いしました。
何度も書きますが「ガンダムモデル進化論」、このタイトルに対して内容がものすご~くマトはずれな本です。
しかしこの本でなされていることは、歴代ガンダムの番組紹介と、ガンプラの発売史をおざなりになぞることだけです。
模型専門誌のバックナンバーを通読すれば誰でも書ける内容のどこが「進化論」なのでしょうか? そこにはテーマへの情熱もなければも愛もありません。
ガンダムの登場人物風に言うなら、
「こんな作者、修正してやる!」
といったところでしょうか。