だが後半の醍醐味をよく知っているので
なんとか読みすすむことができる。
といっても、けっして中だるみするようなことはない。
今回も、自殺した警官、小児性愛者、アメリカから帰ってきた連続殺人犯、それぞれがばらばらに話がすすんで行く。
いぶかしみながらも、事件はだんだん収斂して行く。
このシリーズの舞台になっているエジンバラ、一体どんな場所だろうと読みながらいつも思う。
リーバス警部ともう一人の主役は、エジンバラだろう。
ただ難を言うと、私的には終わり方が少し物足りない。
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現実の事件を換骨奪胎リーバスものに巧みに取り入れるランキンの小説作法はアップトゥデートでもあり同時に旬を過ぎると一気に鮮度が落ちてしまう危険性を含んでいるけれど、キャラが立ってるおかげで長持ちするシリーズになりそうではあります。『87分署』までとは言いませんが、ランキンがリーバスに飽きちゃうまで続けて欲しいものでありますなあ。最近ではシボーン・クラークだっていい味出してるようにワシは思うのだけれど、レギュラー陣の分厚い背景が必要不可欠ゆえ、あれこれエピソードを挟み込むにはやっぱりこの厚さは必要だわな。おっと忘れちゃいけない、殺人鬼オークスのキャラの殺人者としての質実剛健さ(^_^;)。これだけで★1/2上げちゃおう。冒頭事件の解決を最近はやりの犯罪形態(^_^;)で安易に流しちゃうのは頂けないけれど、実際問題として『それ』が万国共通の根深い犯罪であることも考慮すれば納得出来なくもないか。でも最近この手の解決作品が結構多いのが気に掛かるねえ。
次回作は梅雨入り前に『Set in Darkness』が出る予定だそうで、次なるリーバスの地味めな活躍(^_^;)を期待して待ちましょうかね。