相手の動物が大きくなるにつれ、ページも文字も大きくなっていく。次から次へといろいろな動物が登場するにつれ、ページの右上隅の時計が少しずつ進み、時間が経っていく。話は繰り返しで、子供にも憶えやすい。色はエリック・カールのいつもの鮮やかさ。最後にてんとうむしがクジラに尾びれで打たれるときは、尾びれがパシーンと動く。色々な工夫がされていて、入手後、3歳の息子の一番のお気に入り絵本となった。色々な相手にけんかをふっかけていく話だが、だからといって子供が乱暴になるという心配は無用。最後は、ハッピーエンドです。