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ねこに未来はない (角川文庫 緑 409-2)

価格: ¥460
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川グループパブリッシング
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残念でした ★★☆☆☆
この作者の文章はとても好きでしたが、残念ながら猫の買い方を知らずに沢山の猫を無残に殺してしまったお話のようです。出版が30年前なので日本人全体の当時の動物に対する意識レベルの低さを思い知らされます。作者が今はきちんと責任を持って動物を買ってくださっていることを祈ります。
これは…。 ★★★☆☆
原田宗典のエッセイにこの本のことが書いてあって、興味を持って購入。猫に未来を考える能力がないことを知って、びっくり。

ほのぼのとした夫婦、猫との関係。とても、いい感じだけど。きれいすぎて、共感できない。うらやましいと思う気持ちが、逆にいやな気分になる。私の心がピュアじゃないからかなぁ?

でも、心が歪んでない人には、『きちゃう』1冊だと思います。

切なくも楽しい ★★★★★
詩人である著者が自身の妻と巡り合い猫に囲まれたユニークな家庭を築いていくまでのほのぼのとしたエッセイ?物語。最後のくだりには何ともじ~んときます。
タイトルで引かないで。 ★★★★☆
『ねこに未来はない』(!)、といっても、これは「ねこには《未来》という概念はない(=先々の心配なんかしない)」、という意味なのです。だから、安心して手にとってください。

オレは二次元のねこを見てるのは結構好きですが、リアルねこの行動にはちょっと引くこともあったりして、もしこの主人公と同じ状況(ねこ嫌いの男が、ねこ大好きな女性と結婚! って、三谷幸喜さんとこも、そうだったっけ…?!)になっても、仲よく暮らして行けるかどうか、いまひとつ自信はないです。まだ(まだ、って年でもないですが)。

でも、読んでいると、ねこと暮らす人々の、さまざまな気持ちが、すごくよく伝わってくる気がしました。
全体に軽い筆致で書かれていますが、涙なくしては読めないところや、ジーンと来てしまうところなどもあり、ねこ好きの方はもちろん、そうでない方にもおすすめできる一冊であります。

芸術家と猫は相性が良い? ★★★★☆
私がこの本を最初に読んだのは、小学5、6年生だったと記憶している。確か、音楽の授業時間に音楽の本に重ねて、夢中になってこっそり読んだ憶えがあるのだ。

だから、この本は子供でも読み、理解できるという物語だ。素晴らしい童話は、大人にもじっくり味わえるのとおんなじで、子供でもちゃんと感性があれば充分楽しめる本ではないかと思う。そして、繰り返し読むにつれて、いっそう自分の中に吸収されていくにことになる。自分の知識が増える事に、引用されている映画のことも、いろんな経験での感情の機微、悲しみ、喜び・・・不条理、直感が実感に換わっていく。

猫好きの女性を伴侶にしたために、猫のいる生活をはじめて知ることになる詩人の、詩人らしい観点で描く、猫と、新婚夫婦のしみじみ暖かく、切なくもセンチメンタルすぎないエッセイタッチのおはなしです。文学好きでその上大の愛猫家は、きっとお気に入りの1冊になることまちがいなし。