初心者向けではない
★★★☆☆
音の話が科学実験でよく知られている「空気砲」を引き合いに出して始まるので易しい本かと思いきやとても難しい用語の羅列でマニアック
すぎてついていけない。
一昔前のいわゆるオーディオマニアを目指す人のための解説書かと思われる。
この本ではターンテーブル・テープレコーダーにはページがさかれているが、音楽のダウンロードや圧縮音声の再生機の説明は皆無に等しい。
CDの解説においても否定的なニュアンスが読み取れる。それはDACの説明につながるのだがデジタルデータよりもアナログ音楽のほうが
優れていることの追認でしか無い。
この本のタイトルに「新」と付いていることが驚きである。