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カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

価格: ¥480
カテゴリ: 文庫
ブランド: 宝島社
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私はこういう愛の形に弱いです。 ★★★★☆
新設新人賞の大賞はなんぼものもんじゃい。
と思って手に取った本書。
賞のサイトでも好評だったので期待して読みましたが、
これがなかなかどうして良いです。

この本はストーリー構成が抜群です。

読後には、“自分もこんな恋がしたいな”と思わせる内容です。
だからきっと、読み進める手がとまらなかったのだろうと思います。

特にエンディングが好きです。

激しい気持ちを互いに心に秘めていながらにして、
それを互いへぶつけず、焦がし、
ただただ相手を想うことでしか叶わないせつなさ。
その不安が嘆かわしくて、ラストに涙しました。

気になるマイナス面もいくつかありますが、
十分に友達へススメられる一冊ですね。
新人賞受賞も納得でした。
明青の不器用さがいい ★★★★★
皆さんの感想とほぼ同じで心あたたまる良作でした
明青のモヤモヤした煮えきれない性格がかつての自分みたいで妙に共感しました

最後の二転三転の結末はなーんとなくよめましたがそこはミステリーではないし幸が手紙で告白したのも同居中は互いの過去に触れなかったのだから説得力ありました
そして涙がポロリときました

ラストは今度は明青が前を向いて進みはじめて爽やかでした
カフーにはちょっと気の毒でしたが多分また再会するんでしょうね
沖縄に行きたくなる話。 ★★★★☆
沖縄のとある島で暮らす明青の元へ、一通の手紙が届く。そこには「私のこと、お嫁さんにしてくれますか?」という言葉。何のことかよくわからず混乱している明青のもとへ、本当に一人の女性が現れて…。というお話。

話自体はなんてことのない話なのですが、ストーリーの中にしっかりと書き込まれている
沖縄の風景や風土、おばあの話…。それらがぐんと話に深みを与えているのがよく分かります。映画化されたというのも納得。とても描写が綺麗なので、ぜひ映像でみたいところです。
なんてことのない話、と書きましたが、それなりに伏線が張ってあっておもしろく読めました。

小説の中に出てくるおばあが、とっても魅力的!
巫女のような役割を果たしている人なのですが、ちゃんと人が生きていく上で何を大切にしなければならないかを分かっている人。お年寄りなのだけど、強くて優しい。ああ、こんなおばあちゃんが近くに居てくれたら良いのに…。心がほんわかする、優しい話でした。

カンドー! ★★★★★
本を読んで涙がでたのは久しぶりです。
ミステリーが好きな私ですが、ラブストーリー大賞ということですが、あまり期待せず読んだのですがついつい主人公に感情移入してしまい、手紙を読んだときにはぽろぽろ涙ががなぜか止まりませんでした。ある程度の謎解き(というほどでもないですが)もあり、爽やかなラストでもあり、短い中でコンパクトにまとめている作品と思いました。
私もこんな恋がしてみたかった ★★★★★
読み終えて、心がモワっと温かくなった気がした。ホントに主人公の明青は心優しい青年だし何と言っても幸さんが最高。
何度か明青に対して、しっかりしろよと思い続けながら読み進めた。でも当事者になれば、なかなか勇気が必要なこともわかる。
きっと二人は再び出会えて、今度こそ明青は勇気を振り絞って幸せに暮らすんだろう。
ずっと応援したい気持ちになった。
題名が秀逸! ★★★★★
考えられないストーリー展開が終盤に控えていた。流石にここまでの展開は読めなかった!でも、本当にこの二人には幸せになって貰いたいと切望した。 読み終わった後、映画化されたことを知り、誰が登場人物なのか興味深々だったが、イメージが少し違うのでビデオをレンタルして映画を見ることは止めた。