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ひとりぐらしも9年め

価格: ¥1,029
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: メディアファクトリー
Amazon.co.jpで確認
基本的に傷みのはげしい本、見苦しい本など、受け取られた方が不快に思うような本は扱っておりません。本品は目立つような傷・汚れもなく、よい状態です。気持ちよく鑑賞していただけるのではないかと思います。専用書庫にて保管しております。ご注文確定後、速やかに送付いたします。
絵もかわいくほのぼのはいいのですが、なんとなく違和感を感じる。 ★★★☆☆
読みやすく楽しいのですが、30代の女性としてあまりになんの不安がないのが違和感を感じます。もちろんこうゆう作家さんなのに、不安な話や、男話ばかりというのは嫌ですが、少しくらいはそうゆう不安もないと、逆に人間味がなく感じます。決して刺身さえ食ってれば幸せで何も考えていない人間なんてことはないはずです。全体的には楽しく、ちょこっとマイナス面を組み入れて書いてくれたら、もっと親しみを感じると思いました。
著者の以前の作品ほど楽しむことができなかった理由 ★★☆☆☆
 「上京はしたけれど。」「ひとりぐらしも5年め」と私は著者の東京シングルライフを読み継いできました。地方都市から出てきて不安と焦りを抱えながらの一人暮らしに、かつて同様の心細さを感じた者として強い共感と懐かしさを覚えながら頁を繰ったものです。

 ですが、本書は上京生活もさすがに9年目となり、著者は要領も随分と良くなり、気ままな独身生活を満喫しているといった風情です。
 その意味では、著者を応援しながら読んだ前著に比べ、今回は安心して読めるし、そのぶん感じるところは少なくなったなという淋しい思いもしています。

 少々辛辣な物言いをさせていただくならば、著者の「ひとりぐらし」には商品価値がなくなってきたように思います。経験も知識も、そしてひょっとしたら勇気すらないけれど、夢を持って上京してきた若者への応援歌にもなりえた過去の著作に比して、本書はどうしても“おひとり様”のお気楽面白エッセイの域にとどまってしまったように思えるのです。

 頼りなげで小さな存在にすぎない若い著者の姿の向こうに、なにかしら飛躍の未来を想像できた以前の作品にはワクワクできたのに、その落ち着いてしまってこれ以上はさほど大きな跳躍を見られそうもないと思わざるをえない今。

 少なくとも私には、そろそろ著者の作品と別れを告げるときが来たのかもしれません。
たかぎなおこの本のファンなら楽しめるだろう ★★★☆☆
同作者の「ひとりぐらしも5年め」の続編となる。
絵での仕事を目指して上京してきたが、
女性の身で不安なひとり暮らしを戸惑いについて描いた前作。

そこからさらに数年が経ち、さすがに慣れてきた。
「ひとり暮らし」に関しての内容と言うよりは
ひとり暮らしをする作者の絵日記と言った感じ。
特にコマ割りされているわけではなく、
1ページの中にぼんやりと描き分けられているので
「マンガ」という感じではない。

この作者独特のほんわかしたゆるい雰囲気。
たかぎなおこの本のファンなら楽しめるだろう。
初めてなら「150cmライフ。」などから読むことをオススメする。
さり気無さも魅力の一つやで〜 ★★★★☆
女流コミック・エッセイの第一人者(?)であるタカギナオコ女史が東京での9年目の一人暮らしの日々を「赤裸々に」描いた新作。
本書が今年の春に出て、つい最近もマラソンに挑戦した模様を取り上げた新作が出たばかり。
そう、たかぎなおこは立派な売れっ子なのだ。

本書を読んでみるとその理由がよくわかります。
理由その一:たかぎなおこは絵が上手い
嫌みのない絵柄で好感が持てますし、受けを狙うような過剰なデフォルメもなく読みやすい。
背景を含めて多過ぎず少な過ぎない情報量で見やすく、余白が多すぎて物足りなく感じることもない。
飾り気のないキャラクターではありますが喜怒哀楽の表情が豊かで親近感がわきます。
理由その二:たかぎなおこは努力の人である
エッセイの鍵とは要するに「目の付けどころ」である。
従って本書のような「日常」を取り上げるのは実は難しいことなのだ。
何気なく過ごしているから「日常」な訳でそれをきちんと読ませる作品に仕上げるのは簡単ではないはず。
スーパーでのお得な買い物指南、夜中にコンビニに怖くて行けない事、朝刊を定期購読する話、
自炊のイロハ、家電の買換えに迷う話等など
どれも一人暮らしを経験したことがあれば身に覚えのあることばかり、
それぞれの出来事のエッセンスがピンポイントで掬いあげられた上でユーモアをまぶしたマンガに仕立て上げられております。

大きな出来事は何も起きませんが、ちゃんと楽しい読み物になっていてリラックスできます。
もう9年か ★★★★★
上京した頃の話から読んでいると、もう9年か‥と自分の事の様に思えてしまう。身近に感じる作品です。
あ、部屋広くなってる。
へぇ、お気に入りのスーパー見つけてお得な買い方見つけてる。
あぁ‥マットの柄に失敗してる。分かる分かる。

なんて思いながら読みました。引き続き、作者の生活を見守っている気分でした。
9年も暮らしているため前以上に自然に生活を楽しむ余裕が感じられます。今回はお姉さんと二人暮らしした期間のお話も載ってます。
暖かくて、彼女のほのぼの生活に引き込まれる感覚。お勧めです。