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Where Have I Known You Before

価格: ¥1,435
カテゴリ: CD
ブランド: Polygram Records
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シンプルでバカ・テクな曲を満載したジャズ・ロック・ファン必聴の名作 ★★★★☆
74年発表の4作目。前作での大幅なメンバー・チェンジの布陣での2作目である。本作ではキダリストがアル・ディメオラに交替している。チック・コリア(k)、スタンリー・クラーク(b)、レニー・ホワイト(dr)、アル・ディメオラ(g) という4人で作り上げた作品であり、ヴォーカルはもとより、木管や金管の入らないストレートな演奏が魅力だと思う。
クラーク作の1.はきらびやかなエレピのイントロが印象的。すぐに彼と分かるスラップ・ベースに手数の多いドラムス、シンセによるリード・トーン、伸びの良いギターなどその手応えはフュージョンというよりもジャズ・ロック。ベースのプレイがとにかく凄まじい。2.4.7.はピアノ・ソロによる小品のバリエーション。3.は穏やかな雰囲気のゆったりとした演奏が心地よい。テンションの高い演奏が多い彼らの曲の中では特に清涼剤的な役割を果たしていると思う。1.同様にいわゆるカンタベリー系のジャズ・ロックに強い影響を与えているであろう曲だと思う。5.はエレピとギターのユニゾンのキメが随所で聞かれるこれもまた“いかにも”なジャズ・ロック。6.は微妙にラテンぽいリズムを持った曲。(あくまでも微妙) ギターのリフとも言えないフレーズがくり返される比較的単調な曲となっており、個人的にはあまり魅力を感じない。8.は14分超の大作。本作唯一の大作であり劇的な展開を見せるが、あまり構えず聞くことが出来る曲だと思う。ミニマルなテクノ的なフレーズにフュージョン・タッチの演奏が絡む部分があり、後の音楽の発展形態を考えると、このグループの存在意義の大きさが良く分かるような気がする。ベースのプレイはクールだが凄まじい。
いわゆるジャズ・ロック的な曲の間にピアノによる小品を挟んだ作りになっており、テンションの高い演奏の疲れを癒してくれるような構成になっている。
ここからアル・ディメオラだが ★★★★☆
1974年作品。このアルバムからアル・ディメオラになるわけだが、どうも完全にアル・ディメオラになっていない。うーむ。

確かに全員がもの凄くテクニックがあるのは分かるのだが、何となくプログレ崩れみたいなってしまっている。原因はエレクトリック・キーボード類の音色の突っ込んだ追求なしに作ってしまっているのがあるように僕には感じられる。だから今のように音色の調整なんか必要ないアコースティック・ピアノでこの超絶技巧のフレーズを展開すると良くなるのだろう。

この頃の八面六臂のチック・コリアの生き様が結局今のチックの確固たる基盤となっていることは間違いない。だからその当時に組んだメンバーと今やると、とてつもなくスゴイ演奏になる。聴いててそう思う。
けっこう楽しめました ★★★☆☆
私はジャズについては初心者で、チック・コリアの経歴についてもよく知りませんが、これはこれでけっこう楽しめました。とにかく元気一杯だし、楽器の扱いもものすごく達者なのでしょう。管楽器はまったく登場しませんが、シンセサイザーやエレクトリック・ギターが大活躍です。ただ、同時に購入した“return to forever”(文句なく星五つ)に比べると少し見劣り(聴き劣り)がするようです。所々にはっとするほど見事なアンサンブルやソロがあるのですが、それらが心に残らないのですね。でも、とにかくかっこいい音楽で、できれば星三つ半位あげたいところです。
第2期RTFの発展途上作品 ★★★☆☆
この頃はまだフュージョンという言葉はなくジャズロックやクロスオーバーなどと呼ばれていたものだ。この作品はギターがビルコナーズから若干20歳のアルディメオラに代わった最初の作品で「ノーミステリー」や「浪漫の騎士」には及ばないもののなかなかの佳作である。第2期RTFは先進的なジャズミュージシャン、及びロックミュージシャンに大きな影響を与えていてマハビシュヌやウエザー以上に時代を変革したバンドでありジェフベックもRTFやスタンリークラークを聴いてインスト路線へ走ったと語っていた。この作品はチックコリアというよりはスタンリークラークが主体のようで(RTFという名称自体2人の共有名義である)スタンのソロ1作目はこの作品と非常によく似ている。ただファンク色が濃い分、曲自体の魅力に欠けておりメロディーが印象的なのは「ファラオキング」ぐらいで他はノリ一発といった感じ。それだけにリズム隊の出来はよくレニーホワイトのグルーブ感は素晴らしい。(レニーホワイトの評価は世間ではあまり高くないが私はとても好きなドラマーの一人である。)それにスタンリークラーク! ベースソロでは周りが静かにするという常識(?)を打ち破り、バリバリ弾きまくって他のフロント楽器以上に観客を盛り上げた最初のベーシストであり、彼とジャコが現在のエレクトリックベースの高い技術レベルを築く基になったことはいうまでもない。チックコリアについてはシンセの音色がいまいちで(ムーグのVCFを開きすぎ?)ソロフレーズについてもチックとしては平均以下の出来。ディメオラについてもこの時期はまだ発展途上といった感じ。とにかくリズム隊を聴くアルバムである
ちょっと期待はずれ ★☆☆☆☆
ピアノジャズかとおもっていたのに取り寄せてみればフュージョンではないか!ジャズだとおもってかったのにフュージョンとはちょっと哀しすぎ。