あとがきにも、ドラマの終了3ヶ月前に本が発刊されたというだけあって、ドラマのクライマックスの方がより練ってあって私には好みでした。
本の方では、よりキャラの心理に触れているのですが、展開が急すぎて
ドラマのストーリーを知っていると「そう片付けるんだな?」と、読めますがちょっと強引に終了させたようにも思えました。
下巻は特にドラマとは別物と考えた方がいいかもしれません。
特徴としては、この本は(全巻とおして)、チャングムの気持ち、そして特にドラマではつかみにくい(特に殆ど出演しない前半部)ミン・ジョンホの気持ちの部分に焦点を当てて、心の声としての記述が多く、その部分がきっとこうだったのだろう、とファンに思わせるものがあり、説得力があることです。
そこを中心に考えると、ドラマと多少の展開の違いは気にならないかもしれません。