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教育をめぐる虚構と真実 (神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド)

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 春秋社
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教育現場にとって、この本はとてもよい ★★★★★
宮台真司のこのごろは、出口のない議論になっている。言い放って開き直る。前向きな議論になっていないなど。
対談では、力で押し切ることも多い。これはインタビュアーが力がないからだ。
無理だとはおもいつつ、改善する可能性にかけて行動するといったタフさが、まったく低下してきている。

しかし、この本では鼎談の形になっていることがよい結果につながっている。
鼎談の相手が、実践を行ってきた人たちであることから、議論が実のある物になっている。

現場で文科省のスローガンに振り回されることなく、正しい批判をするために、
そして実効的な実践に持って行くための裏付けとしてこの本はとてもよい。
おバカな教育言論に鉄槌! ★★★★★
教科書・ゆとり教育・いじめ…。扱い方にセンシティブで、しかも失敗すると莫大なツケを払わされる教育問題。書籍版マル激の第6弾はそんな問題を取り上げている。ゆとり教育について激しくバッシングされていた寺脇研氏であるが、私は以前から彼の主張には賛同していた。この本でも彼の主張は顕在で、むしろゆとり教育批判、なかんずく現場の側に立っているほうがショボく見えてしまう。この件についてはいかに現場が無能かを知らしめる構成になっている。
次にいじめ問題であるが、内藤朝雄氏の別の著書でも語られているのであまり新鮮さはない。しかし、古臭さを感じさせないのはどういうことだろうか? さらに、パワハラ近辺まで踏み込んで議論が進んだり、「いじめ防止」と「喧嘩」の関係にまで触れられていて興味深い。
声のでかいヤツの教育論に神経をすり減らしている方々にはオススメ。
麻布・灘・桐蔭中高から東大・慶應進学者による統治と失敗 ★★★★☆
この本は、インターネットテレビ放送局
において流されたマル激トーク・オン・デマンドという番組の
教育の回をある程度まとめて編集したもの。
社長でもある神保哲生(ジャーナリスト)という人と
宮台真司(社会学者)という司会者が教育関係者ゲストを呼んで
1回当たり2時間前後議論をしている。

今回の集の教育問題は宮台先生が関わっているし、
神保氏が体験的に興味を抱かざるを得なくなっている問題なので
中身の充実は素晴らしい。特に編集者の方が微に入り細にいり
丁寧に注や補足説明を行っている。このシリーズでは一番の出来
であると思う。