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Still Life with Crows (Special Agent Pendergast)

価格: ¥638
カテゴリ: マスマーケット
ブランド: Grand Central Publishing
Amazon.co.jpで確認
人間描写も豊かな猟奇的殺人事件 ★★★★★
 カンサスの田舎のトウモロコシ畑で猟奇的な殺人事件が起こった。翌朝、レポーターたちが保安官を質問攻めにしているところに、FBI特別捜査官のペンダーガストがバスから降り立つ。いぶかる保安官に連続殺人事件が起こったら、直ちに知らせが入るのだと言い、次の事件を予告する。
 あいかわらず、不可思議な事件を解決していくストーリーだが、不良少女を留置場から出したことで、なぜ運転手付きのロールスロイスに乗ってこなかったのかという最初の疑問は、早々と解決と。
 560ページの長編だけど、サイドストーリーも含めて、十分楽しませてくれます。
トウモロコシ畑の広がる中で ★★★★★
初めて読んだDouglas Preston&Lincoln Childの小説。
広大なトウモロコシ畑と田舎町を舞台に不気味な連続殺人が繰り広げられます。
おどろおどろしい雰囲気の中で、町を徐々に包んでいく恐怖とラストの1/4くらいを占める追跡劇の緊迫感が長さを感じさせません。

英語については少し単語が難しいかもしれませんが、文章は素直だと思うので読みやすいと思います。

Kansasの田舎町で奇怪な連続殺人事件。インディアンの呪いか? ★★★★☆
いつもはNew Yorkを舞台に活躍のFBI捜査官Pendergastが、今回はトウモロコシ畑に囲まれたKansasの田舎町で、奇怪な連続殺人事件の解決に挑む。トウモロコシ畑でインディアンの矢やカラスの屍体に囲まれた他殺体が見出される。そこに休暇中のPendergastが、なぜかひょっこり現れ、不良っぽい女子高生を助手に雇って、淡々と個人的な捜査を続けていく。普段はのどかな田舎町を舞台にしているだけあって、他のPreston & Childの作品に比べ、話の進みはゆったりとしているが、それだけに逆にひたひたと迫る不気味さが感じられる。その一方、Pendergastと女子高生との交流は、何かミスマッチでほほえましい所もある。終盤は、彼らのお得意のパターンになり(詳しくは明かせないが)、彼らのファンにとっては、期待通りのスリリングな展開になっていく。他の作品とは、大分雰囲気は異なるものの、ストーリー構成のうまさはさすがであり、十分楽しめる。英語は比較的容易。
今から次の作品が楽しみ ★★★★☆
この作者たちの作品は、ひとつひとつの話は独立しているが、実は必ず前作とつながりをもっている部分がある。それはあるときは登場人物だったり、話の内容だったり、様々な形で楽しませてくれる。「レリック」から登場しているとても魅力的なFBI特別捜査官ペンダーガストについても、彼自身について語られることが多いほど謎が深まっていき、それもまた楽しみのひとつ。
今回は、カンザスのとうもろこし畑を舞台に、不思議で凄惨な連続殺人がおきるが、読み終わって事件が解明されると、なんだかどこかでこんな話を聞いたことがあるような感覚におちいった。それでも、面白さにけちをつける気はさらさらない。十分堪能した。
カラスのいる静物画とは? ★★★★★
オズの魔法使いで有名なカンザスの片田舎。見渡す限りのトウモロコシ畑にかこまれた小さな町。畑の中で発見された女性の死体の周りには儀式めいた形で死んだカラスやインディアンの矢が置かれていた。事件発生後まもなく、都会からやってきたレポーター達に混じって、バスから一人降り立ったのはおなじみペンダーガストFBI捜査官。彼は休暇でやってきたと称し、保安官に逆らって留置所にいれられていた女子高生コリーを臨時の助手に雇った上、町に一軒しかない下宿屋の二階を拠点に事件の捜査を開始する。彼の到着と時を同じくして第二、第三の殺人事件が発生。町の住民達は開拓時代に起こったインディアンによる大量殺人事件の呪いかと怯えだす。果たして伝説の通り、インディアンの幽霊戦士達の仕業なの!か。ペンダーガストはアメリカ版金田一耕助と言うよりはホームズに近く、頭脳だけでなく腕っ節も強い。そんな彼が今回はなぜか足長おじさんのように振る舞い、貧しい故にひねくれた不良少女の自立に一役買う。スプラッタ描写あふれる中になぜか爽やかな印象が残る。傑作です。