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Body Heat

価格: ¥1,660
カテゴリ: CD
ブランド: A&M
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極上のメロウソウルミュージック ★★★★★
ニューソウルの余熱が残されてはいるものの、何となく時代が変わり始めた74年リリースされたこのメロウなアルバム・・・
それまでジャズマンだったクインシーが変貌を遂げた。 後に”愛のコリーダ”や、マイケル・ジャクソンの”オフ・ザ・ウォール””スリラー”などに繋がっていく為の架け橋的なアルバムがこの”BODY HEAT”ではないかと思います。
全編を通して気だるいメロウな雰囲気は、楽曲を提供し、ボーカル参加しているレオン・ウエアの影響を強く感じさせます。
 
1曲目”BODY HEAT”のけだるいイントロから妙に引き込まれ、ゆったり気だるいリズムに、デビッドTの軽い単音リフが絡まって行き、オルガンやちょっと妖しげなムーグが重なって行く。そして囁くようなボーカルから徐々にクライマックスへ。
途中メロウなバラードやインストがあって、徐々に盛り上がって行く。
そして何と言っても圧巻はラストの曲”If I Ever Lose This Heaven"ではないだろうか?!AWBのバージョンが有名だが、自分は断然クインシーのバージョンを支持します。 ウエア、アルジャロウ、ミニーリパートンの豪華なボーカルは贅沢だ。
気だるく始まって最後はじわじわ熱く盛り上がって宴は終わる。

クインシーはいつも、その時 旬な凄腕アーティストを起用する傾向があると思うが、それだけのメンバーをまとめ、見事な作品に昇華するクインシーの腕に脱帽です。
デビッドTやチャックレイニーが大好きな私としては申し分ないアルバム。
そこにレオン・ウエアが加わった最高のメロウアルバムです。
是非、Q.Jの魅力を堪能して欲しいです ★★★★★
60s末の"Walking in Space"で、自らの方向性をJazzからはみ出させる事ができると確信した?Q.ジョーンズは、'71年の"Smackwater Jack"でその幅をうーんと広げて、音楽の面白さを作品に詰め込みました。そして'74年の本作で最も急激な自己展開(転回?)を果たしたと思います。
確かに、往年のファンからして見れば"緩くなっちまった"と思われるかも知れませんが、RockやR&B/Soulからこちらの分野を覗き込もうとする私のようなリスナーには、ぞくり、、とするような[1]から始まる本作品は非常に心地よいものだと思っています。そうそうたるメンバーの参加も相まって、Q.ジョーンズ70s作品中でも1、2を争う極上の作品かと思います。
この後、"Mellow Madness"、"Sounds...And Stuff Like That!!"、"The Dude"など傑作を連発してゆく訳ですが、それら70s末から80sにかけての異常なほどの爆発力は、センスの良さと時代を読む眼力に支えられていたように思います。流石にQ.ジョーンズです。