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Sounds & Stuff Like That

価格: ¥1,404
カテゴリ: CD
ブランド: A&M
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このような傑作アルバムが輸入盤しかないのはどういうこっちゃ! ★★★★★
これは一般的にもクインシー・ジョーンズのフュージョン・サウンドの傑作アルバムというだけでなく、個人的に生涯の最高のアルバムであり、最も繰り返し聞いたアルバムです。それが輸入盤しかないというのはどういう事なのか!皆さんも繰り返し指摘しておられるごとく"Tell Me A Bed Time Story"でハービー・ハンコックのエレピのソロをストリングス・セクションでユニゾンするというこの上ない美しいサウンド作り。「スタッフ」メンバーやチャカ・カーンやパティ・オースティン、トム・スコットなどをほとんどバッキングに使いながらも、各メンバーにソロの機会を与えて決してバックに終わらせない盛り上げ方、当時のジャズの方向作りとしても明確で示唆に富んでいます。でも、そんな事は感じさせず、全体は限りなくポップでキャッチーなヒットアルバムです。もっと言うと、後のマイケル・ジャクソンのヒットアルバムにつながるサウンドでもあります。必聴!
アフロヘアなディスコサウンド ★★★☆☆
ハービーハンコック作曲の「Tell me a bedtime story」は本家より有名になっちゃいました。希望に満ちたいい曲です。日本ではソウルボッサトリオのアルバムに入ってます。

■メンバー
クインシージョーンズ(arr, cond)
チャカカーン, ルーサーヴァンドロス (vo)
マイケルブレッカー (ts)
ハービーハンコック (elp)
アンソニージャクソン (elb)
溢れる才能をご堪能あれ ★★★★☆
ブラザーズ・ジョンソン、G.ベンソン、ルーファス&C.カーン、そしてM.ジャクソン。Q.ジョーンズが本作('78年)の前後にプロデュースした(本当に一部の)ミュージシャン達。如何に時代に則しながらも自らの才能を惜しげもなく有能なミュージシャン達に与えたかが如実に判る例と思いませんか?
本作で展開されている楽曲でも素晴らしいミュージシャンを見事に使い、この時期一連の作品の中でも正にベスト3に入ろうかという勢い。
確かに、シングルヒットや知名度と言う点においては他の作品に譲るところがあるかも知れませんが、内容からすれば全くハズレなしの一級品。
ドゥービーBros.の[8]やS.ワンダー作の[7]といった辺りを衒い無く取り上げ、ここに上記の素晴らしいミュージシャンをぶつけることでの変化の妙。この方の才は本当に素晴らしいと思います。[4]はH.ハンコックに全編を任せていますが、これがまた時代の匂いがするメロウな作品(^^;
S.ガッド(ds)、A.ジャクソン(b)のボトムに、R.ティー(p)、M.ブレッカー(ts)、T.スコット(ly)。百戦錬磨の強者達に加え、P.オースティン(vo)やL.ヴァンドロス(vo)を揃えての布陣は言うことなし。
#デヴィッドT.ウォーカーやワー・ワー・ワトソンも
#クレジットされています。
”Tell Me a Bedtime Story”のアレンジが最高! ★★★★★
70年代のいわゆるブラック・コンテンポラリー・ミュージックは、よほどキャッチーなメロディか何かないと、クインシーのものですら、場末のディスコを思わせて、恥ずかしくなってなってしまいます。当アルバムも当時の評価は高かったのですが、通して聴くのはちょっと辛いかもしれません。
但し、4曲目の"Tell Me a Bedtime Story”は特別です。この曲はハービー・ハンコックの「Fat Albert Rotunda」に入っている曲です。クラブネタとしては"Wiggle-Waggle"の方が有名ですが、私はこの曲が一番好きです。ワーナー時代のものなのであまりメジャーではありませんが、ハンコックが作曲したものの中でも最も美しい曲の一つだと思います。しかもクインシーのアレンジのアイデアが最高です。何と、先ずハンコックにエレピでソロを取らせ、そのインプロビゼーションを採譜し、楽譜に起こしたものをストリングスに演奏させるということをやっています。ここでクインシーはハンコックのソロ(手癖)のエッセンスを取り出すということをやっています。こんなこと考えるなんて、やはり天才です。この曲のためだけでも買う価値があります。
Contemporary R&B ★★★★★
クインシージョーンズの特色は『大衆性』+『エンターテイメント』+『わかりやすさ』。この人がプロデュースするものは必ず『ヒット』する。つまりはずさない。コマーシャルであることが一体どんなことであるのかわかっている。そしてサウンドパターンは『バラード』と『ディスコパターン』と『ジャズなインストもの』に分類できる。このアルバムではまだまだ『ダンスミュージックに』ぎりぎりまで接近しているものではない。ジャズ、フュージョンの要素がまだまだ残っているアルバム。メローで親しみやすいボーカルナンバーが多く聴きやすい1枚。クインシージョーンズ版AORアルバム。  10点中8点