インターネットデパート
- 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。
Rural Development: Putting the last first (World Development)
価格: ¥3,894
カテゴリ:
ペーパーバック
ブランド:
Prentice Hall
Amazon.co.jpで確認
関連商品
Small is Beautiful: A Study of Economics as if People Mattered
Ideas for Development
Revolutions in Development Inquiry
Whose Reality Counts?: Putting the First Last
Participatory Workshops: A Sourcebook of 21 Sets of Ideas and Activities
もはや昔話でしかない
★☆☆☆☆
この本が出版されて25年もの年月が流れた。本書で触れられている開発プロジェクトに至っては70年代のものが多く、今現在、またはこれから開発を仕事とする人には参考になるものがあまりない。
開発分野での時の流れは早く、日々新しい手法が生み出され試されている。そんな分野にあって、30年以上も前のプロジェクトを素材に開発を語るのは昔話でしかない。
読んでいて一つ気になったのは、本文で何度か聖書の引用がされていることだ。このこと自体、本書が時代錯誤な代物であることを示していると思う。"rich country"と"poor country"という区分けも、現代においては適当なくくり方とは言えない。また文中何度か似たようなパラグラフが繰り返され、「同じところを読んでいるのか?」と思ったほど。実質217ページの本だが、繰り返しやまわりくどい表現を省略すれば120ページほどで収まる内容だろう。
開発援助の「今」を知りたい人にはお勧めしません。
現在も通用する地域開発の名著
★★★★★
この本は1983年に発表されたものです。当時の状況を考えると非常に革新的であった本書の内容も、20年後の現在ではかなり「当たり前」のこととして思われてしまっているようです。
しかしときおりこの本を読み返してみると、「変わった」と思っていたことが実は「何も変わっていない」ことに気づいて愕然としたりもします。
国際協力の歴史を振り返るためだけではなく、自分たちを振り返るためにも有効なマイルストーンであると思います。