中2病っぽい・・・。
★★☆☆☆
夢を喰う虫という設定と、テーマ性のあるストーリーと、
触れ込みを聞いた時は面白そうだと思ったけれども…。
肝心の「夢」が、まんま中2病のコンプレックスなので、
「夢に虫が取り付いたんじゃなくて、虫が夢を抱かせたんじゃないの?」
「いじめられっ子の中高生に取り付く虫か?」
と違和感ありまくりでした。
あとストーリーがツッコミどころ満載。
雰囲気漫画を小説化したように、細部が雑で矛盾点が多いです。
しかし雰囲気は綺麗だし、設定は面白いので、
描かれる「夢」に共感できる方は楽しめるかもしれません。
切ない
★★★★☆
主要な登場人物である三人がそれぞれの切ない思いを抱えていて、読んでいる自分もかなり切なくなりました。「夢」をテーマにしたストーリーで、三人の夢は自分の居場所を見つけること。これだけで一読の価値があると思います。
特に、夢を追い求めるうちに自分の本当の夢を忘れてしまった莉奈の最期のシーンはかなり感動的です。
ムシの存在などかなり斬新な設定で敬遠する人もいるかもしれませんが、夢をかけた戦いに興味がある人にはぜひ読んでほしいです。
結構な量のシリーズものですが、一巻はこれだけで感動的に完結しているので、一巻だけ読んでみて、先を読むかを決めるのもありだと思います。
少年少女の夢物語
★★★★★
私の中では過去最高の作品ですね!
はじめは、世界観や設定がよくわからないと思います。私もそうでした。
しかし、世界観がわかってから読むと、ホント素晴らしい作品になっています。
“夢”とは何か、どれほど大切なものかを教えられる作品です。そして、最後には感動するので、ぜひ読んでみて下さい。
丸投げじゃないことを祈る。
★★★★☆
人の夢を喰う代わり、宿主に超常の力を与える「虫」が出現して10年。
大助と虫憑きの少女・詩歌が出会い、惹かれあう時、運命の歯車は回りだす。
大助は特務機関員にして最強の虫憑き「かっこう」だったのだ―。
薬屋大助と”かっこう”のギャップをどうとるか。
大助と詩歌の恋愛模様をどうとるか。
立花利菜の立ち位置をどう判断するか。
読み手にかなりの部分を委ねたような作品だと感じた。
正義や救済といった言葉が霧散してしまうような内容、非現実の中の現実。
生きてさえいれば ― まさに答えのでない永遠の課題に取り組む作品。
著者がどういった答えを導き出すのか、今後にとても興味がもてる。
好き嫌いがはっきりしそうな内容だから、強く人に薦めようとは思わない作品。
イラストが気に入るか、あらすじが気になる人は買ってみるのも面白いかもしれない。
それは、最高で最悪の物語
★★★★★
かなり面白いし、ついつい読み込んでしまいます。
また、シリーズの展開もイイです。
ハマってしまいます
一度騙されたと思って読んでみて下さい