この気持ちをなんて呼ぼう
★★★★★
この本に出合えてよかった。と、まず思いました。
当時頭のわるぅーい高校に通っていた私は
授業中先生の声なんて聞かず音楽を聴いているか本を読んでいるかのどちらかで
その日は朝入った本屋(超遅刻した)で、電撃文庫なのにこの絵はなんだか特殊だなーとか思って
なんとなーく買ったぐらいでした。そして、授業も終わって、教室が騒ぎ始めた中で。
私は泣きながら、それでもずっとこの本を読んでました。
泣き顔なんて見られたくないのに、どうしても読むのをやめる事ができなかった。
とにかく、引き込まれる。
なんともいえない気持ちが湧き上がってくる。
だけど私にはどうすることもできない。
結局そのまま最後までぶっちぎって読んでしまった。わはは。
帰るときにはいづきさんの本全部買いに走ってました。わはは。
これは、読むべきです。もっとたくさんの人に読んでもらうべきです。
私日本語へたくそだからうまく伝えられないけど。
まぁ、他の人のレビュー見たら分かるよね?
まぁ、これはなんとなく書きたかったからかいてしまったわけですが。
参考に・・・・は・・・・なるわけないな・・・w
いづきさんの本は全てオススメです。次出るのがどんなのか楽しみでしょうがない。
いい話、でいいじゃないか。
★★★★★
とても、素直な「いい話」でした。
私にとって、ミミズクと夜の王はまさにそんな話です。
「考えるんじゃない、感じるんだ」
どこぞの人が言ったこの言葉も付け足したいところです。
賛否が分かれてしまった作品ではあります。
確かに、否定されている方の話はその方々が感じた事でしょう。
ただ、その作品は評価され、世に出されている。
どうしてこの作品が評価されたのか、考えてみるのも一興ではないでしょうか。
できれば、この作品は人の評価やあとがきを読んだ後には読んでほしくないです。
ふと、手にとって読んでみて欲しい作品です。
乱文、失礼しました。
ミミズクが可愛い
★★★★☆
文章を読んでいて森の臭いを感じました
自分もそこにいるかのような錯覚に陥るほどの描写力
ミミズクの可愛さ。それを取り巻く登場人物のかっこよさ
素晴らしかったです
けれど最後のミミズクが記憶を取り戻すシーンで
いきなりキャラが変わったことに違和感があったので
星は4つにしました
こ、これは・・・。
★☆☆☆☆
あんまりなご都合主義。設定、キャラクターともに薄っぺらすぎる。有川さん、本当に感動したの?これで?と心の底から問いたい(勿論、本の帯の作家の言葉が全て本心だとは思ってませんが)。基本、良い人しかいません。別に良い人がいちゃいけないワケでは無いですが、まずこれで世界観は木っ端微塵です。表紙の幻想的な雰囲気も、作中には皆無。文章のレベルとなるとまた違いますが、設定云々や、ストーリーの進め方となるとケータイ小説レベルです。これで感動する人はもう少し小説を読んだほうがイイと思います。マジで。最後まで読んでイライラして、何のカタルシスも得られない作品は、本当に久し振りでした。作者の後書きまで鼻につく内容に思えてくるから凄い。
不器用なひとたちの物語
★★★☆☆
ベタなファンタジーな世界設定。
むかしむかしあるところに、、と書き出しがありそうなそんな童話のような世界のある少女と魔物の王のお話。
まっすぐで不器用な登場人物らのやりとりは非常にやさしく暖かみがあります。
少女のミミズクの口語が独特すぎて最初は気になるけど、ミミズクの過去がわかってくるころにはそれが逆に心地よく染み渡ります。
いい作品だとは思いますが、全体的に薄いイメージが強かったです。
あえて表面をなぞるような世界観・登場人物、そしてそれぞれの過去。
もうちょっと掘り下げてしっかりと地に足がついた内容だったらなぁ〜、、と一読者としての感想。