障害児を持つ大抵の親は毎日が自問自答の連続ではないか。
安心を得るために専門書などを読みあさっていくのだが、
これといった答えは出ない。
医療、療育、宗教・・精神的な支えを探して、日々格闘する。
でも子どもの数だけ症状は違う。障害を受け入れ、向き合えるまで
かなりの時間を要してしまう。

他人と比べて一喜一憂しても仕方がないことなのだが。

ドーマン法を利用した大人の能力開発の本も多数出ている。
脳障害児として考えれば、どんな子どもも必ず能力は伸びると
信じれる。
親として子どものことを改めて観察し、冷静に考えることができる。
そして子どもの個性を認められるようになるのは親の幸せである。

専門的な知識がなくてもわかりやすく読める。きっと多くの親たちの
不安に答えを出してくれるのでは？と思う。

ドーマン博士の本は、ほとんど読みましたが
この本は、とても感動的です　脳障害児を持っている持っていないに関係なく

人間として、こんな風に　人のために　　仕事をしながら
そのことに　喜びと　感動をもてるなんてとても素晴らしい生き方だと思いました

私は、今　病院に勤めているのですが、「いかにして脳障害児を治療したか」は、そのまま

今　入院している　大人の患者さんたちにも　応用できる所があるのではないかと
考えています