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海猫 [DVD]

価格: ¥5,460
カテゴリ: DVD
ブランド: 東映
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   1980年代の半ばの北海道、函館。ロシア人の血を受け継ぐ薫(伊東美咲)は、南茅部の漁師・邦一(佐藤浩市)に嫁いでいった。しかし、なかなか漁師の生活になじめず苦労する薫は、いつしか邦一の弟で自分を恋い慕う広次(仲村トオル)と結ばれてしまう…。
   谷村志穂の同名小説を原作に、『失楽園』『阿修羅のごとく』などの森田芳光監督が描いたラブストーリー。ヒロインがそのはかなさゆえに男たちを魅了させ、やがては狂わせていく過程がリアルに描かれており、昨今の純愛映画とは一線を画す厳しいアダルトな仕上がりになっている。ラブシーンの数々も官能的面よりも美しさを強調しており、それゆえにヒロインのはかなさがより際立つ趣向。繊細な大島ミチルの音楽も美しく、北の風景もまたうら寂しく美しい。それらの効果によって、一見運命に弄ばれているかのようなヒロインが、実は前向きに運命と対峙しながら生をまっとうしようとしていたことが理解できるのだ。(的田也寸志)
原作は読んだけど・・・ ★★☆☆☆
テーマは不倫?純愛?でも伊東美咲さんが濡れ場するなんて驚いた、ストーリはいいけど・・・
駄作。 ★☆☆☆☆
余りに酷い作品で観るに堪えない。そもそも、伊東美咲のラブシーンが話題になった割には、大して官能的ではなく、ただほんの少し肌を露出させて、貧弱な吐息をついた程度。しかも、ストーリーが目茶苦茶。佐藤浩市、仲村トオルなどの素晴らしい俳優を揃えたのに、彼等に光が当たっていない。もったいなさ過ぎる。最早、何を目当てにこの映画を観れば良いのか、全くもって分からない、観る価値を欠いた映画。映画界において、駄作の表象となるだろう。
乳やケツも映してエンタテインメントに振った方がええ ★★☆☆☆
北海道の海の風景、をみて本格的作品を期待しますけども、そうともいえん。昨今の日本映画の総合的な実力の限界を感じさせる作品。

伊東美咲さんは、ややミスキャスト。細腕で田舎町を生き抜く、ようなイメージは確かにありますけども、旦那と3回、弟と1回のセックスシーンには、余り向いておらん。痩せてきれいなのやが、男をそそるような要素も作品からすると欲しい。ベストな配役ならば、米倉涼子でしょう。「電車男」では、セリフが丁寧な日本語と聞こえて名演やったのに、ここでは棒読みのように聞こえる悪い癖が出ており、ストーリーを暗示する場面でも、妙に視線や表情が移ろいで、ストーリとは無関係の変な意味ありげを感じさせとる。

考えさせる要素、故人を振り返るしっとりした要素もあるにはあるんですが、度重なるセックスシーン(旦那と幼馴染の看護婦が合わせて2〜3回、美咲さんの弟と売春婦が2回)で、なにやらシマらん構成の映画に思えますけども。最期は刃物で飛び込み、死去と西欧のオペラのような展開ともいえます。

そこそこの映画と割り切ってみるべきで、その責任のかなりは脚本にあると思う。美咲さんは出産経験はないはずなのに、分娩のシーンは名演。旦那の佐藤浩市はよく精液が出続けるなあ、と感心するほどセックスシーンを健闘しておった。どうせの作品なら、もっと雰囲気を明るくして、豊満な乳やケツも映してエンタテインメントに振った方がええと思いました
素晴らしかった ★★★★★
この映画の見所はずばり「愛」だと思います。
邦一の不器用な愛、広次の温かい愛、そして孝志の家族愛。ほんといろんな愛の形があるなと考えさせられました。
薫はけして幸せではなかったと思います。私が彼女の立場だったら耐えられないと思います。
でも最後、薫のために己をかえりみず飛び込んだ広次に、彼女は救われたと思います。


いろんなレビューがありますが、私は良い作品だと思います。特に女性はいろいろと考えさせられるものがあると思いました。
初の汚れ役で女優開眼もあえなく失敗 ★★☆☆☆
すべてが中途半端。脱ぐなら脱ぐ。脱がないなら脱がない。

1983年の相米信二の『魚影の群れ』における夏目雅子や十朱幸代のような(こちらも佐藤浩市が出演しておりその点でもかなり類似点が多い)演技を超えたリアリズム溢れる人物造形の実現(海外ではごくごく当たり前のなのだが…)恐らく監督の森田はこの『魚影の群れ』を一つの理想型、手本とし、伊東美咲を第2の夏目雅子に育てるべくこの企画を立ち上げたと思うのだが、いかんせん監督の技量の違いか、主演女優の覚悟の違いか、最後の最後に事務所のブレーキがかかったのか、たぶんその全部だと思うのだが、いずれにしても、伊東美咲という1人の女優の誕生を逸してしまったことは誠に残念至極。

清純派女優が脱いだのなんだなのといったスキャンダラスな側面しか話題にしない低俗下劣な芸能マスコミがバッコし幅をきかしてる限り日本に本物の女優が誕生するのはまだ遠い先の様だ。

真の映画ジャーナリズムよ何処。