最初はなにやら設定が面白そうな雰囲気があったので
ワクワクしていたのですが、読んでるうちに苦痛になってきました。

キャラクターは小学生なのにセリフや言い回しがいちいち小難しく
一つ一つは良いものなのにその数ある要素がマッチしていない気がします。

この漫画は暇つぶしや気晴らしにだらだら読むものではなく、ガッツリ読む人向けといった印象です。

タイトルに魅かれて１巻を手に取りました。読み始めたとたんに２巻、３巻をネットで購入。届いた２巻を読み始めたところで本屋に行って４巻購入。続きがある限り切れ目なく読み進めたいという衝動を感じました。この面白さは、なんなんだろうと考えても全然わかりません。この作品がどこに行くのか全く読めませんし、素晴らしいフィナーレが待っているのか、そうでない結末を迎えるのか本当にドキドキします！！ただ、どんな結末になるにせよ予定調和ではない何かを見せてくれそうな予感だけがあります。
ツンデレコメディーと巷では言われ、作者自身も「妙な漫画」と語っているようですが、自分としては小学生のころに読んでいた本格派の児童文学のような印象を受けています。本当にそんな気がしています。
最後に・・・、作者は女性だと信じ切っていましたー！！

『空談師』とかは読んだことがあったけど、これの作品は読んだことがなかったが、SF作家の伊藤計劃の漫研の後輩ということを知り読んでみた。

漫画自体は、ツンデレの女の子と彼女を取り巻く同級生たちの巻き起こすハチャメチャぶりが癖になりそうだ。そのツンデレの正式名称を伊藤計劃が名付けたとはね。

ただのドタバタラブコメではなく、時々哲学的な重いテーマが
チラリと見え隠れするなど意外と深い部分がある作品だと思いました。
ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害。
当然実在の病気ではなく、ツンデレの語源はツンツンデレデレという日本語から
来ている上架空のものですが、ツンデレという設定からここまで話を膨らませたか
と作者の筆力に圧巻しました。
そしてただ努力だけしていれば結果がついてくる・・というスポーツ漫画とは
一線を画す登場人物たちの言動には時たま考えさせられます。

一気に最新刊まで読み進めましたが続きが気になって仕方ないです。
こういうのは最初だけですぐ勢いが落ちるのではと心配していましたがその心配は無用でした。

確かに斬新な設定ではあるが結局はただのありふれたラブコメ。

しかも絵は上手いんだが汚いキャラが本当に汚く、見ているだけで不快。

ここまでの高評価なのがはなはだ疑問です。