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からん(2) (アフタヌーンKC)

価格: ¥580
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
待ってましたの展開で、これはおもしろい ★★★★★
一巻目のディープな京都風味に若干ついて行けなかったところが、二巻目で落ち着いた。
こちらも京風嫌みと雅になれたけど、作品の方もキャラクターが落ち着いた気がする。
きちんとおさまってきた。

京都の!女子校の!!柔道部!!!が、実に違和感なく楽しめる。
個性豊かな部員達の、学校を離れた生活も、実に京風でよろし。
いやぁ、ほんと、これはなかなか、硬派と軟派があい乱れ、実に不思議な雰囲気をかもし出す。
ちょっとほかにない味わいですね。このコミック。

第三巻が待ち遠しい。
京都産お嬢様高校柔道部物語 ★★★★★
 実に面白い漫画です。

 主人公とその目標になるべき馬鹿強い先輩、部員間のライバル関係、クラスの口やかましい委員長等、スポ根物を上手く踏襲していますが、部員一人一人の人物描写が家庭環境から服装、食事や歩き方等の所作まで含めて実に細かく、読んでいる内に自分も同じ学校に通っているかのような錯覚を覚える程です。

 主人公の雅がさっぱりしたスポーツウーマンながら、単純一途ではないのも個人的には好みです。
 後、好みは別れるでしょうが、柔道部主将、大石萌の男前振りには惚れ惚れします。
 ボディテックの下着一枚で道場内をブラブラされると目のやり場に困ります。

 更には我々には異界とでも言うべき老舗の京都お嬢様高校と政財界にまで影響を及ぼす花街を丁寧な取材に基づいて描写しており、主人公の生徒達のみならずその周辺環境、しいては京都の空気を描こうとしている野心作です。
 
 情報量が多いので単行本でじっくり読むと新たな発見が有り、楽しいです。


 
いい。 ★★★★★
スポ根なのか、学園コメディなのか、はたまた社会派ドラマなのか。そもそも、主役は一体だれなのか。そんなことすらいまだ分からないまま、この巻を読み終えました。それでもこの作品に惹かれてやまないのは、あの「神戸在住」を書き上げ、「巨娘」で見事な方向転換をやってのけた木村紺が、行き当たりばったりの作品を描くはずがないという確信があるから。そして、人と人が出会ったときに沸き起こる感情、揺れ動く心のヒダのような部分を軽んじることなく、丁寧に描く才能を持つ作家さんだからです。人間関係や思考の描写が活き活きしていて、ただ会話をしているだけでも十分、面白く読めてしまうからだと思います。僕は実は、高瀬雅という主人公(?)らしき女の子にさほど魅力を感じないのだけれど、それすら、木村先生の思惑の中で踊らされているような気がしてワクワクしてしまうのです。