インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

基礎量子力学 (KS物理専門書)

価格: ¥3,675
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
確かにわかりやすいが・・・ ★★★☆☆
内容は期末テストレベルですね。読むに当たっては線形代数や微分方程式の最低限の知識は必要です。解法はわかりやすくて良いと思います。
しかし、この本は結構誤字があります。手元にあるのは2008年8月20日発刊の本ですが問題と解答のところに誤字・脱字が数カ所見られます。だいたいはあまりに変なのですぐ間違いに気づくのですが、p270のb式の分母のEの添え字のnとjが逆になってるのに気がつくのには時間がかかりました。正しくはEn-Ejです。webに正誤表ないのかな・・・。
全くの初学者にはやや難 ★★★★☆
基礎と言う名にだけ惹かれて全くの初学者が購入すると、ちょっと厳しいでしょう。
必須ではないですが、しょう華房「解析力学」久保著 などで
ハミルトニアンやラグランジアンには慣れていたほうが良い。(だいたいの物理的意味)
最終章にも量子力学の簡単な導入があります。

さて、この本は、演習中心に理解を深めていく形式です。
量子力学は概念の理解が非常に難しい。そこでつまずくとなかなか前進できない。
この本のように、とりあえず演習で手を動かしていくのはとても重要と思う。
特にシュレーディンガー方程式の解答は類書より詳しいと思います。
問題の解答が丁寧なので手を動かして着実に進めていけますが、例えば章末問題では
交換可能だと対角化可能とか、説明前に使っています。こういう点がやや不親切。
最低、常微分方程式、フーリエ変換ぐらいは知らないとついていけない。
波動や振動の本で、フーリエ変換や特殊関数に少し慣れておけば楽です。
学習して、わからなかくなったら、そういった本で復習する手もあります。

同じ著者達の「量子力学1・2」のテーマを選択し絞り込んでるようなので、
記述内容のレベルは大差ないようです。
非常に良い本ですが、これ一冊では物理概念や数学手法の説明不足な点も感じます。
吉岡書店「量子力学・その基本的構成」日置善郎、岩波「量子力学」原康夫、
「量子力学入門」阿部 龍蔵など
と平行して読むと補いあって良いと思います。

もっと基本概念を突っ込んで考えたいという人は
清水明の本が評価が高いようです。

多くの普通の人が同意すると思いますが、量子力学を一冊の本だけで学ぶのは無理でしょう。
わからない事はいろいろな本を参照すると良いと思います。

この本が難しいと思う人は裳華房「演習で学ぶ量子力学」小野寺 が良いでしょう。
逆に物足りなければ、ディラック、ファインマン、トモナガ、メシア、シッフ、サクライ
などの本格的な本に挑戦すれば良いと思います。

独学にも使えます!! ★★★★★
自分は独学に本書を使ってます。全く関連の無い学部生なので、理解するには骨が折れますが、例題も豊富なので助かってます。束縛状態のパリティチェックなどは、特に分かりやすかったです。
素晴らしい本 ★★★★★
素晴らしい本である。
私などは、もう、40を過ぎている、広島大学教育学部出身なのですが、この本と、同じシリーズの、「量子力学1・2」と合わせて読めば、量子力学については完璧。
とはいえ、なかなか、「量子力学2」の第二量子化以降は理解できませんが・・・。
とにかく、お勧め!
院試対策のバイブル ★★★★★
この本をしっかりやれば大学院入試の基礎は完璧。問題も豊富なので、入門書として問題を解けるようにする事を主眼に置くなら類書のなかでは本書が抜群!!