絶望先生史上最高の巻
★★★★★
第八巻は絶好調の出来であり、漫画で笑うことのほとんどない私でも笑えた。作者のギャグを見つける視線の鋭さと細かさと幅広さに驚かされる。絵も昭和前期のような背景が魅力的だ。時事ネタは、芸能界などからの圧力を恐れない勇気を感じさせる。59ページの「ゴマキの弟のキャバクラ通い」って、最近逮捕されたあいつのことか!と思わず苦笑した。短いページでこれだけのネタを盛り込める人はこの作者だけだろう。
そのなかでも、一番面白かったのは木津千里の「28歳の生活」だった。この3ページの内容はうますぎる。28歳独身OLの特徴を見事に表現している。サボテンに話しかけるときや、母からの電話の直後の表情とセリフが絶妙である。絶望先生も言っているが、せつなさを雰囲気によって表しているのだ。この3ページだけでも、作者がかなりの芸術家であると感じられた。
アニメを見て買いました。
★★★★★
一応、久米田先生のことは南国アイスホッケー部の頃から知っていました。
ただ、キャラクターがどんどん壊れていくので読むことが辛くなることが多くて、コミックを買ったことはありません。
ただ、20代中盤という年齢がそれもいいか、という気持ちにさせてくれて今もかなりはまっています。
あと一つ、この漫画はオチよりも内容に注目して読む方が面白いと思います。
アニメ化!?
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アニメ化って本当ですか!?私はここで他の方が言っているのを見て初めて知りました(^-^;久米田先生おめでとうございます!南国アイスホッケー部からのファンとしては感無量です。私みたいな女の子でも楽しめる少年マンガですよね♪ところでそのアニメはいつから始まるのでしょうか?詳しく知っている方がいれば教えてもらえると嬉しいんですが。
祝!アニメ化
★★★★☆
「南国アイスホッケー部」の頃からの久米田フリークです。2003年頃からのかってに改蔵のファンになりました。以前よりも上品で(?)マニアックな笑いの展開で気に入っています。かなりつぼです。私は少年漫画誌のギャグは基本的には幼稚で嫌いなんです。その理由として漫画家と読者がレベルの低いからです。また漫画家も長く続けていくとギャグが幼稚になったりぐだぐだになっていくのですが、しかしこの漫画のギャグは面白いので買っています。少年誌なのにこびてなくて最高!今回はアエラの一行ギャグの所で笑いました。そして祝アニメ化!テレビでもシュールなギャグはあるのかな
まさか・・・!?
★★★★★
久米田康治の最新刊。相変わらず毒のあるネタと愛嬌のあるキャラで話を構成して
安定した作りであるがところどころに新鮮なネタ(アゴとんがりウイルスなど)を入れて
古参にも新規にも面白く読める作りをしていて好感触。
あと以前の南国風絵柄復活に続いて今回はおまけページにあのキャラが・・・!!
新旧コラボという感じで私は非常に満足だった。相変わらず密度濃いなー。
で、古参としては当然あの情報が気になるわけだが・・・まあ恐らく完全再現や実名は
監督が新房さんということでなさそうだがファンとしてはとにかく面白いものを望みたい。
・・でもとんでもない駄作でもそれはそれでネタになりそうだ(笑)
本誌では2周年とまあまあ順調に歩みを続けてる今作。
移籍したとたんにこういうことになるとは。皮肉!