竜介のギターの変化(「絶対以前のようには戻れない」)、BECKのライブを観た蘭の「芽を摘んでおかないと・・・」発言、川久保&円がかつて手掛けていたロスト・ピエロズの晋作の自殺、そしてジム・ウォルシュ来日の新聞記事を読んで・・・???、と今後の物語の鍵となっていく部分がこれでもかと収録されています。特に上記の伏線はジム・ウォルシュ来日以外はまだ本誌においても触れられていない部分で、どうなっていくのか非常に楽しみです!
それでも、伏線を貼りながらも物語が重くならないのがこの作者の上手い所で、随所に散りばめられた絶妙なギャグ&サブキャラのサイドストーリーがいい具合にリンクしています。個人的に山ピーの合コン話は笑い半分シリアス半分な感じでかなりツボでした(笑)。
この巻の一番のオススメは久々登場コユキのヴォーカルの場面!
コユキの歌声を聴いたメンバー&観客の表情、彼の歌う姿から、コユキの声が心に透き通る様に響いてくる感じがして、やっぱりコユキのシーンは素晴らしいです!
この巻も買って絶対に損はありません!是非是非読んでみてください!