異色のバスケットボールマンガ第九巻
★★★★☆
身長僅か149センチメートルの男子高校生が
(ガードとはいえ)主人公をつとめる上、
所属チームがひたすら負け続けると云う
異色のバスケットボールマンガ第九巻。
超高校級の選手が登場するわけではないため
普通の高校生の生活や家庭の問題などが
丁寧に描かれている点において、作品世界に
しっかりとしたリアリティが感じられ好感が持てる。
主人公「空」、キャプテン「百春」、司令塔「千秋」、
天才的バスケセンスの持主「トビ」に
長身センター「モキチ」も合流し、「七尾奈緒」監督の許
ようやく形となった九頭龍高校バスケ部。
地区予選の一試合目の相手は新城東和学園。
オールラウンドプレイヤーのキャプテン高橋の前に
九頭龍高校は苦しめられていく・・・。