天野兄弟の登場する話がいいです。と言うか、この天野兄弟がこちらを見ている表紙だけでもこの本は買う価値があると思います。和倉ちゃんとこの双子との互いにどこまで距離をとればいいかの探り合い（駆け引き）が楽しいです。
ハルの言動も楽しいです。

何度も読み返して、登場人物の言葉の意味を何度も考えて、その度にその深さにしみじみして、、、。ほとんど漫画を買ったことがないのですが、本当によかったです。登場人物たちは、どこにでもいそうで、なのにとびきり魅力的！
個人的には天野(兄)が大好きなので、今後の和倉との関係が気になります〜。どこかで描いて欲しいです！

いままでミステリアスだった、双子の天野兄弟がメインです！
９話：天野兄弟、10話：守口＆篠田のその後、11話：再び天野兄弟、12話：樫本姉弟のその後、、、という４話収録オムニバス。１話に登場した樫本姉弟、気になっていたその後の関係がクローズアップされていて
とても胸にきました。。

一つの学校を舞台にして、さまざまな人の出来事を描く作風は独自で素敵。
そんな回転銀河の3巻です。
作品の中で見逃せない存在となってきた、守口→恭子の関係や、
天野兄弟をとりまく出来事も進展してきて、
海野つなみ的代表作に確実に育ってきたなーって感じです。

どの作品でも必見の小ネタも、今作磨きがかかってて良い感じです！