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Singles 4: 1966-1967

価格: ¥2,311
カテゴリ: CD
ブランド: Hip-O Select
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JB's Evolution of Funk (Part 1) ★★★★☆
ジェイムス・ブラウンのシングル集も第4弾でいよいよファンク期に突入(1966年〜67年)。65年のR&Bナンバー1ヒット「I Feel Good (I Got You)」でトップアーティストの地位を確立した彼はマイナーチェンジを繰り返しながら己のファンク・サウンドに磨きをかけ、67年の暮れには【JBファンク】の完成形の一つである「Cold Sweat」をものにする・・というのがこの時期のあらすじだが、ファンクの究道者であると同時にしたたかなビジネスマンでもある彼の道程は、そう単純には片付けられない。

せっかくなのでまずファンク路線をまとめておくと、この時期は「Bring It Up(シングル冒頭にラジオ局向けのメッセージ入り)」「Let Yourself Go」「Get It Together」といったヒットが生まれ、その中で「Money Won't Change You」や「Don't Be A Drop-Out」などの強いメッセージ性も織り込まれるように。一方で大衆が求める「ベタなJB」も健在で、その最高峰が「It's A Mans Mans Mans World」。クリスマス・シングルも3種類も吹き込んでいるし、「Kansas City」「Good Rockin' Tonight」といったオーソドックスなジャンプ・ナンバーも「Mona Lisa」等スタンダードも歌ってみせる【全方位外交】。今となっては単なる契約消化の印象が強いスマッシュ・レーベルからリリースされたインスト・ナンバーも、ものによってやる気が感じられたり、なかったり。

この時代、ソウル・ミュージックシーンが熱気を帯びていく中、JBも次々とテンションの高いナンバーをヒットチャートに送り込んでいくことになるのであった(第5集に続く)。