画力不足
★★★☆☆
原作の挿絵画家が巻を追うごとに上手くなっていったのに対し、
この漫画の作者は一向に上手くならない。
でか過ぎる目に白っぽい背景。
所詮少女マンガといってしまえばそれまでだが、
もう少し何とかならないか?
若干画風が変わったような…
★★★★★
原作小説版「ウァレンティーヌスの贈り物(前編)」の漫画版です。アニメ版で言うと「びっくりチョコレート(前編・後編)」にあたります。
本誌での連載ペースが変わった為か絵柄が全体的に若干細く、丁寧に描き込まれるようになったような印象です。また、ディフォルメされたキャラクターの登場回数が前巻までと比較すると格段に増えましたね。由乃さんのハジケっぷりや祐巳ちゃんの百面相、焦る志摩子さんの描写等は原作ファンも納得の出来栄えでしょう。
原作同様感情の起伏の激しい女の子視点なので一緒になってハラハラドキドキ出来るのではないかと。祐巳ちゃんの作ったロサ・ギガンティア用チョコが妙に凶悪になっていた点には笑ってしまいましたが。
それにしても長沢先生の描く三奈子さまは実に良い表情をしていらっしゃる…
ちょうどバレンタイン直前に発売ということで
★★★★★
「ウァレンティーヌスの贈り物」前後編がそのまま1冊分。
すっかりマリみての漫画のノリには慣れてきて、やはり少女漫画向きだし、コミック化にあたってこの人を選んだのは間違っていなかったなと思います。
これでも原作からすればまだまだ序盤。追いついたら全何巻になっていることやら……
ということで次巻を待ってます。