初心者にも大変分かりやすい内容
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リコーダーを習っているのですが、バロック音楽の知識があまりにもないので
楽しみながら知識を得られるものはないかと探していたら、この本に巡り会いました。
厳選されたバロック音楽の名曲が短時間ではありますが、2枚のCDに入っています。
それぞれの曲を聴きながら 作曲者や曲の解説を読むことにより、
バロック音楽の魅力を知ることができました。
バロック時代に活躍した楽器の説明、そして豆知識も沢山。
大変分かり易い、解説書です。
お買い得!
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CDが、ちゃんとじっくり聴ける…曲のさわりだけ聴かせてフェードアウトしちゃうようなものじゃなく。2枚組みを聴きとおして、バッハ「主よ人の望みの…」で終わったときには、はぁ〜っとため息がでてしまったくらい。いいものを聞かせてもらいました。
バロック音楽と呼ばれている音楽には、実に150年もの時代の流れがあるのですね。古典派から20世紀の「現代音楽」までの時間に相当してしまいます。その驚くほどの多様性に、このお値段で、詳しい解説付きで触れられるのですから、もう言うことはありません。
古い古い「?!」な歌唱法、不思議な調性、ヴィオルの意外な音色、ユーモア…。バッハ・ヘンデルの峰の向こう側には、こんな世界が広がっていたんですね。楽しませてもらいました。
絵と文章でわかりやすい!
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「ナツメ社」の「図解雑学」シリーズの1冊ですが、内容は皆川達夫氏監修による本格的なバロック音楽の入門書になっています。ナクソスの音源によるCD2枚(収録時間140分以上)が付いてこの値段です。つくづくいい時代になったものだと痛感します。音楽書を専門に扱う出版社ではない「ナツメ社」から出されていることに、時代の移り変わりを感じます。「権威」のある従来の出版社ではとても出来ないことだと思います。