インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

暗い森 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

価格: ¥840
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
Amazon.co.jpで確認
スケルトン探偵の本格的登場 ★★★★☆
スケルトン探偵こと人類学者のギデオン・オリヴァーが、骨を鑑定して犯罪をあばく、スケルトン探偵シリーズの第2作。第1作は本邦未訳だが、推理小説でなくホラー小説らしい。この作品から推理小説の体裁を整えるが、本作は通常の犯罪小説ではなく、民族学的な内容になっているので、第3作「断崖の骨」以降とは多少趣が異なっている。それでも骨のわずかな特徴から死亡時の状況、死因などを推測していく過程はおもしろい。
パイオニアの勝利! ★★★★★
人類学教授ギデオン・オリヴァー、どんな骨のかけらからも、何が起こったかを正確無比につきとめる男。「スケルトン探偵」=「骨から推理する探偵」を作り出した作者にまず脱帽。
骨からこれほどまでに何もかもわかってしまうのか!!と驚いてばかりのシリーズ。この『暗い森』が、邦訳の順番は前後してしまったが、スケルトン探偵の第一作。

教授といっても40代、かつては学費のためにボクサーもやっていたというスポーツマンという異色教授。ちっとも枯れてないどころか、最初の奥さんを事故で亡くし、事件で出会った女性(この作品で出会う)と結婚してからはもうラブラブベタベタなのもほほえましい。
読みやすく面白いシリーズ。もっとどんどん邦訳を出してほしい。

スケルトン探偵シリーズでは最高傑作。 ★★★★★
エルキンズのスケルトン探偵シリーズは、ストーリー的にははっきり言ってワンパターン。例えば中盤必ずギデオンは危機一髪の目に遭う。だけどとびきりユニークな舞台設定と、緊張感が漂う「骨(推理のカギ)」の分析はどの話も秀逸。特にこの話は私のベストワン。ラストは思わず涙。
ギデオン・オリヴァーに会ってみたい。 ★★★★★
シリーズ2作目のギデオン・オリヴァー物。もっとも、第一作は邦訳されていないので、日本ではこれが一番初めのスケルトン探偵シリーズになります。ちょっとセンチメンタル、でも決してべたべたしていなくて魅力的です。

失われたインディアンの部族とその文化、その不幸ないきさつとギデオンとジュリーの出会いと恋を絡めて、陰惨な殺人事件が展開します。

脇を固めるハワイ出身のFBI捜査官ジョン・ロウも愛着を覚えてしまうほど生き生きと描かれています。私などは彼があまり出てこないとがっかりするほど。 推理小説のファンならずとも楽しめること請け合いです。